昨シーズンのプレミアリーグ王者、マンチェスター・シティの大黒柱が戻ってきた。

　12月18日に行なわれたイングランドのリーグカップ準々決勝のレスター戦で、約１か月ぶりにケビン・デ・ブルイネが先発出場。14分にはエリア外でボールをキープすると、テンポよくボールを操ってDFをかわし、右足でシュート。鋭い軌跡を描いたボールはネットを揺らし、”完全復活”を強く印象付けた。

　試合は同点でPK戦までもつれ込んだが、PK３-１でシティが準決勝進出を決めている。

　そんななか、マンC公式が12月頭に投稿した動画が話題だと英紙『The Sun』が報じた。動画は、デ・ブルイネが、少年時代のマコーレー・カルキンが主演を務めた『ホーム・アローン』の有名なシーンを再現したパロディとなっている。

　ストーリーは、アメリカ・シカゴからある一家とその親族たちがクリスマス休暇にパリへ旅行へいくが、勘違いが重なり８歳の少年・ケビンを自宅に置き去りにしてしまう。家族はパニックに陥るが、残された少年はひとりの生活を楽しむ。しかし、その自宅に泥棒の手が伸びてきて――というファミリー・コメディだ。

「マンチェスター・シティのスターは映画『ホームアローン』から、髭剃り後のシーンを再現した短いムービーを何本か投稿した。以前からデ・ブルイネとカルキンは非常によく似ていると指摘されていた。ベルギーのスターは、名前が同じ少年役を演じたカルキンの素晴らしい演技をコピーし、ファンに笑顔をもたらしている。

　彼はシャツを着用せず、あの有名なシーンを再現。アフターシェーブローションを手のひらで両頬に叩きつけ、悲鳴を上げる。叫び声を上げるシーンで、少し笑ってしまう。

　こんな風にいくつかのシーンを再現し、これを見たシティのファンは『彼はケビン・マクブルイネ！』『私たちがクリスマスに本当に望むものは“ケビン”で間違いない』『絶叫シーンは君が怪我をしたシーンをみた瞬間の我々だ（笑）』など多種多様に語ったが、総じてデ・ブルイネの復帰を喜ぶものばかりだった」

　エースの復帰は、チーム、スタッフ、サポーターにとって最高のクリスマスプレゼントとなるのか。首位のリバプールを１ポイント差で追う２位マンチェスター・シティの次戦は、現地時間12月23日のクリスタルパレス戦となる。