フランス人記者からの質問も“上の空”?
11月28日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第5節で、リバプールは敵地でパリ・サンジェルマンと対戦する。
両チームが属するグループCは大混戦にあり、首位リバプールから最下位レッドスターまでの勝点差がわずか2。ゆえにどのチームも、残り2試合に必勝態勢で臨むこととなる。
両チームが属するグループCは大混戦にあり、首位リバプールから最下位レッドスターまでの勝点差がわずか2。ゆえにどのチームも、残り2試合に必勝態勢で臨むこととなる。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、前日会見で「相手は攻守でしっかりとしたパッケージを持ったチームだ。我々は、強敵が集まったこのグループを勝ち抜くために、狂ったように走り、スペースを使い、速く適切なプレーで、100パーセントのフットボールを見せる必要がある」と、大きな困難が伴う試合であることを認めた。
師弟関係にあるトーマス・トゥヘル率いるパリSGとは、第1節のホームゲームでは3-2の勝利。「我々は、とても良いプレーが見せられた。カウンターではなく、ボールを支配することで試合を制することができた。今回も同様のプレーをする必要がある」と、“闘将”は語っている。
さてこの会見の最中、フランス人記者からの質問を受けたクロップ監督。イヤホンを耳につけ、翻訳された内容を聞いていた彼だが、徐々にその表情がにやけていき、質問が終わっても答えようとしない。さぞかし、面白い質問だったのか、あるいは痛いところを突かれたのか……。いや、全く違っていた。
「通訳の声が、とてもエロティックでね(笑)。えーっと、おめでとう……ワオ!……もう一度、質問をお願い(笑)」
会場が笑い声に包まれたのは言うまでもない。
リラックスした闘将の下、リバプールの選手たちはプレッシャーのかかるなかで、決勝トーナメント進出に大きく近づく勝利を挙げることができるか。パリSG戦は日本時間29日の5時にパルク・デ・プランスでキックオフされる。