• トップ
  • ニュース一覧
  • 【ベネズエラ戦|戦評】4連勝を逃した理由は決定力不足。大事なのは次のキルギス戦で勝ち切ることだ

【ベネズエラ戦|戦評】4連勝を逃した理由は決定力不足。大事なのは次のキルギス戦で勝ち切ることだ

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年11月17日

試合前にはアクシデントに見舞われる

堂安らは決定的なチャンスを決められず。攻撃陣は良い連係は見せたが……。写真:徳原隆元

画像を見る

「勝ち切るのか、守り切るのか、それはどちらにしても、もがいてでも締めなくてはいけなかった。場合によっては観ている人が面白くなくても、1点を守り切る力を付けないといけないと思います」
 
 原口元気の言葉に象徴されるように、1-1で引き分けたベネズエラ戦は、勝てたはず、いや勝たなくてはいけなかったゲームだった。
 
 初陣から史上初となる4連勝を目指した一戦は、試合前にアクシデントに見舞われた。ホテルから会場の大分スポーツ公園総合競技場までの道のりで渋滞に巻き込まれ、到着が約50分も遅れたのだ。アップもままならないままピッチに立った選手たちは「(試合前に)ピッチに出ずにプレーするのは初めてだと思いますね。前線の選手は特に難しそうでした」と吉田麻也が振り返ったように、どこかぎこちなさが見て取れた。
 
 開始2分には堂安律の右からのパスを受けた中島翔哉がシュート。枠は外れるも、幸先の良い入りをしたかに思われたが、11分には佐々木翔のパスミスをかっさらわれ、決定的なシュートを打たれる。これは、A代表2試合目となった冨安健洋がゴールラインギリギリでクリアするも、その後は日本、ベネズエラともにチャンスを作り、ゴール前での攻防が続いた。
 
 それでも試合開始からの数分が良いアップになったのか、前線のカルテットを軸にした日本の攻撃陣は徐々にエンジンをかける。26分には大迫勇也のパスに抜け出した堂安が右足で惜しい一発を放つと、その直後には吉田の縦パスに反応した南野拓実が相手エリア内に侵入してあと一歩となるクロスを送り、33分には大迫のパスを受けた中島がGKと1対1となるもシュートは阻まれた。
 
 そして少しずつゴールの匂いを漂わせた日本は39分、ついに先制に成功する。中島の右からのFKに酒井宏樹が右足で合わせ、均衡を破ったのだ。
 
 後半も勢いのある攻撃を見せた日本は68分に北川航也と原口元気、77分には伊東純也と杉本健勇を投入して追加点を狙いに行く。しかし81分には酒井がPKを献上し、同点に追い付かれると、試合は1-1のまま終了し、森保ジャパンの連勝は3で止まった。
 
【関連記事】
【日本1-1ベネズエラ|採点&寸評】吉田&大迫は攻守の軸として機能。代表初ゴールの酒井は終盤に痛恨のPK献上
「普通に行けば間に合わなかった」森保一監督が渋滞の舞台裏を明かし、感謝した相手は…
せっかくの代表初ゴールが…先制点&PK献上の酒井宏樹が複雑な心境を吐露
【日本代表】気だるく、悲し気な、でも効果抜群な「ゴール」のアナウンスに場内もザワつく!
「追加点を取れなかったのは課題」森保一監督がベネズエラ戦での"詰めの甘さ"を反省

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ