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「押し込んでいた割にはビッグチャンスがなかった」武藤雄樹の言葉が象徴する浦和の改善点

カテゴリ:Jリーグ

轡田哲朗

2018年11月04日

「特に前半は良いゲームをした」(オリヴェイラ監督)がゴールには至らず

G大阪に3点を奪われて完敗。攻撃も思うように機能しなかった。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ31節]浦和1-3G大阪/11月3日(土)/埼玉

 浦和レッズは3日のJ1リーグ31節でガンバ大阪とのホームゲームに1-3で敗れ、リーグ3位以内での来季ACL出場権獲得が難しい状況に追い込まれた。
 
 この試合を振り返ってみれば、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督、G大阪の宮本恒靖監督の両者が認めたように、前半の質で上回っていたのは浦和だった。後半に点差を広げられたのは、追いかける展開の浦和がどうしても攻撃に比重が掛かる中でバランスを崩した勝負の綾もある。もし、これがリーグ戦の4試合目だったとしたら、今季のチームに悲観する必要はないと言って良い試合だっただろう。
 
 しかし、最後の4試合になって迎えたゲームだっただけに、それでは済まない。当然、オリヴェイラ監督も「シーズンのこのタイミングで目標を考えるとどうしても勝ちたかったですが、勝つことができませんでした」と、結果にフォーカスした言葉を残すことになった。
 
 G大阪は6連勝中で迎えた試合であり、シーズンの中でも絶好調の時期と言って良かっただろう。8月の対戦当時の名古屋グランパスもそうだったが、当たるタイミングが悪かったという試合は必ずある。逆に9月のヴィッセル神戸戦は、このタイミングで当たって助かったというゲームだったはずだ。それは対戦相手からも言えることで、年間を戦う上では避けられないことのひとつだ。
 
 結局のところ、この時期を残り試合の全勝を求められるような成績で迎えたことが問題だったという見方もできる。そして、このG大阪戦の中にも、その原因となった部分はしっかりと顔を出していた。
 
 それが、指揮官の「特に前半は良いゲームをしたと思います。ただ、そこで得点できませんでした」という言葉に集約される。この日で言えば、興梠慎三や武藤雄樹、長澤和輝といった前線に顔を出す選手たちのボールの受け方や、裏を取るタイミングはかなり優れていたし、そこにボールが出てくることも多かった。
 
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