レオ・シルバとセルジーニョの2ゴールで勝利を掴む
鹿島アントラーズとイランのペルセポリスの顔合わせとなったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝は11月3日、県立カシマサッカースタジアムで第1戦が行なわれ、鹿島が2対0で勝利した。
アジア・サッカー連盟(AFC)はこの試合の模様を速報し、ブラジル人コンビのレオ・シルバとセルジーニョのふたりを中心に、勝利したチームを讃えている。
「試合の序盤はイランの王者が幸先のいいスタートを切った。しかし、Jリーグの王者はそれに屈することなく、ブラジル人デュオのレオ・シルバとセルジーニョが決定的なゴールを決めて、引導を渡している。
ゲームの大きなチャンスはペルセポリスのアリ・アリプルが右からのクロスにヘディングで合わせた際に生まれた。しかしこれは鹿島のチョン・スンヒョンが顔面でブロック。2分後に生まれたFKは守護神、クォン・スンテに阻まれた」
アジア・サッカー連盟(AFC)はこの試合の模様を速報し、ブラジル人コンビのレオ・シルバとセルジーニョのふたりを中心に、勝利したチームを讃えている。
「試合の序盤はイランの王者が幸先のいいスタートを切った。しかし、Jリーグの王者はそれに屈することなく、ブラジル人デュオのレオ・シルバとセルジーニョが決定的なゴールを決めて、引導を渡している。
ゲームの大きなチャンスはペルセポリスのアリ・アリプルが右からのクロスにヘディングで合わせた際に生まれた。しかしこれは鹿島のチョン・スンヒョンが顔面でブロック。2分後に生まれたFKは守護神、クォン・スンテに阻まれた」
また、注目のマッチアップとしては、U-19アジア選手権において、日本代表のベスト4進出に貢献した安部裕葵の名前が挙がっている。
「アウェーのバシャル・レサンと安部裕葵の対決は、お互いにとって脅威だったろう。レサンは冷静に対処していたが、時間が経つにつれて安部が振り切って逃げるシーンが増えたことで、安部の価値が実証されていた。彼とレオ・シルバとのプレーが鹿島にとって後半のファーストチャンスを生むことになった」
試合は58分、土居聖真とセルジーニョの連係から守備を崩し、最後はL・シルバが左足でシュートを決めて鹿島が先制。70分には三竿健斗からの巧みなパスに、セルジーニョが反応しシュートを決め、2-0で鹿島がリードを奪い、勝利を収めた。ペルセポリスは、後半アディショナルタイムに2枚目のイエローカードを提示されたシアマク・ネマティが退場し、第2戦の欠場が決まっている。
こうした試合の内容と結果を踏まえて、AFCは最後にこう締めくくっている。
「11月11日に行なわれる第2戦に向けて、鹿島はイランへ旅立つ。彼らにとって初のACLタイトル獲得に、非常に優位な立場で挑むことになったと言えるだろう」
クラブにとって20冠目にして、悲願であるACL優勝まであと1試合。アザディ・スタジアムに鹿島の歓喜の声は響くだろうか。