[Ｊ１リーグ19節]清水１-０鳥栖／８月１日／IAIスタジアム日本平
 
【チーム採点・寸評】
清水　７
堅実な最終ライン、献身的な中盤、スピードのある２トップが織りなす堅守速攻は実に組織的で隙が無い。焦る相手の攻撃をいなせば、素早いカウンターからゴールを襲った。スコア以上の完勝で、リーグ３連勝。

【清水｜採点・寸評】
GK
13　六反勇治　６
F・トーレス、金崎という強力２トップを前にしても、常にクールな姿勢を崩さず守備陣を締めた。リーグ２試合ぶりの完封勝利に貢献した。

DF
３　ファン・ソッコ　７
F・トーレスへのロングパスのほとんどをブロック。元スペイン代表FWにもまったく臆せず、空中戦で優位を保っていた。
 
４　フレイレ　6.5
F・トーレスとのマッチアップは迫力満点で、見応えがあった。相手の強力助っ人にフラストレーションを溜めさせて冷静さを失わせた点で、欠かせなかった。67分の金崎を倒したスライディングは判定に助けられた。
 
25　松原　后　６
機を見て左サイドを駆け上がると、M・デュークとの連係で左サイドを打開して、チャンスを演出。
 
28　立田悠悟　6.5
攻撃では効果的な縦パスとオーバーラップを披露し、守備では189㌢の体躯を活かして金崎とF・トーレスの進攻を防いだ。高評価に値する出来だった。

MF
10　白崎凌兵　6.5
的確にスペースを埋めて相手のパスコースを遮断し、ボールを奪えばスムーズに前線にパスを供給。淀みないカウンターを機能させるのに不可欠な存在だった。
 
17　河井陽介　６
絶妙なポジショニングで、ボランチからFWへの縦パスを入れさせなかった。中盤の広範囲を動き回ってカバーリングし、ルーズボールを素早く処理。
 
19　ミッチェル・デューク　６
サイドアタックの急先鋒となり、小気味良いドリブルと大胆なパスでチャンスを度々演出。55分のボレーシュートは大きく外したものの、好印象が残る。
 
30　金子翔太　６（90＋３分OUT）
その豊富な運動量は称賛されてしかるべき。精力的にアップダウンを繰り返すだけでなく、時には最前線までポジションを移してパスを引き出した。