森保式「3-4-2-1」で重宝される有望株は? 1トップは大迫よりも武藤、浅野がハマる!?

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2018年07月26日

大きなポイントになるのは3バックとウイングバックの適材探し

森保新監督の下で一体どのような選手が起用されていくのか。9月7日の初陣が期待される。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 森保一新監督誕生に伴い、果たして日本代表は、いかなるカラーを持つチームに生まれ変わるのだろうか。おそらくは採用されるであろう「3-4-2-1」のシステムで、輝きを放つ選手、重宝される選手とはどのような特性を携えた選手なのか。そこに当てはまる有望株とは?
 
――◆――◆――
 
 
 監督が代われば選ばれる選手の顔ぶれも変わるもの。これは古今東西を問わないサッカーの鉄則のようなものだ。百人の監督がいたとして、その全員が選ぶというような選手は極めて例外的。今の日本においてということだと、もしかするとひとりもいないかもしれない。ハリルホジッチ体制から西野体制への緊急移行ですら選手選考に大きな修正が加わったように、代表監督の政権交代はしばしば大きな地殻変動を伴うものである。
 
 ましてや、今回の森保一監督誕生はワールドカップ終了直後というタイミング。しかも直近のワールドカップをベテラン中心のメンバーで戦っており、すでに代表引退を表明している選手が複数いるというシチュエーションもあるので、人選に変化が生まれるのは必然だろう。
 
 さらに言えば、就任するのが「森保監督」であるというのも大きい。U-21日本代表でも広島でも採用してきた3−4−2−1のシステムは「日本人に一番合っていると思っている」と語る、自信を持っている戦術だ。以前から頑迷に一つのシステムにこだわるつもりはないという趣旨のことも繰り返しているので最終的に4バックを採用するといったケースもあり得るが、3−4−2−1にトライしないはずもない。となれば、やはり人選は変わる。
 
 森保式3-4-2-1の採用で大きなポイントになりそうなのは、3バックとウイングバックの適材探しだ。後方からのビルドアップを重視するので、できれば3バックの左に置ける、左利きのCBは探したい。U-21代表で言えば杉岡大暉(湘南)や中山雄太(柏)の名前が挙がりそうだが、車屋紳太郎(川崎)のような4バックでは左SBの候補としてカウントされる選手がこちらの候補になることも考えられる。小川諒也(FC東京)、松原后(清水)といった選手のポテンシャルを買った起用もあるかもしれない。
 
【関連記事】
武藤嘉紀、プレミアの古豪ニューカッスル移籍が決定! 移籍金は14億円と現地メディア
日本代表新監督の森保一とはどんな男か?旧知の記者が明かす珠玉のエピソードと指揮官としての力量
森保新監督が描く世代交代のプランは"全世代融合型" 「五輪からA代表」だけでなく、さらに下のカテゴリーも
異例の再抽選!森保監督率いるU-21日本代表が参戦するアジア大会の組み分けが正式決定
イニエスタが“国旗スパイク騒動”を起こした母国テレビ局に嘆き「無意味な論争を探している」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ