FC東京U-18戦で2発!柏U-18の注目ストライカーはトップ昇格を掴めるのか?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年07月17日

昨年もレギュラーとしてピッチに立っていた森だったが…

FC東京U-18戦で2得点と結果を残した森。今季はゴールに向かう迫力も増し、決定力も見違えるほどアップした。(C)SOCCER DIGEST

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 高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEAST・9節、9位・FC東京U-18と6位・柏U-18の一戦。互いに今季は苦しんでおり、思うように勝点を積み上げられていない。ともに勝利が欲しいなかで、勝点3を掴んだのは柏U-18だった。アウェーながら、前半から攻撃陣が爆発。開始7分で2点を奪うと、さらに前半のうちに1点を奪う。最後まで攻撃力は衰えず、終わってみれば6-1というスコアで凱歌を挙げた。
 
 昨季のプレミアリーグ覇者を相手に6得点の快勝。この試合で持てる才能を如何なく発揮し、柏に勝利をもたらした選手がいる。ストライカーの森海渡(3年)だ。
 
 182センチと体格に恵まれているが、最大の武器は相手の背後に抜け出すスピードとシュートセンス。FC東京戦でも一瞬の速さでDFを手玉に取ると、何度も敵陣へ切り込んでゴールに迫った。

 FC東京戦ではチームの3点目と4点目を奪取。自身の1点目ではこぼれ球にしっかりと反応し、2点目は相手の背後を上手く取って右足のアウトサイドで冷静にゴールへ流し込んだ。

 得点感覚は一級品。スピードも申し分なく、森はクラブからも大きな期待を寄せられている。昨季も下級生ながら、レギュラーとして起用された点からも、それは見て取れる。

 ただ、昨季から結果を残せていたわけではなく、開幕戦で2ゴールを奪うも終わってみれば17試合に出場して4得点。「2年生の頃から試合に出させてもらい、アピールする場があったことは嬉しかった。でも、結果を残せず悔しかった」と本人が言うように、不完全燃焼のままシーズンを終えた。

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