前回王者ドイツを破った2か国も選出!
ロシア・ワールドカップも残すところあと2試合となり、グランドフィナーレの時が近づいている。
6月14日に開幕してから1か月、ロシアを舞台に様々な激闘が繰り広げられてきた。そんな今大会は、ドイツやスペイン、アルゼンチン、ブラジルといった列強国の早期敗退が目立った一方で、望外の躍進を遂げた“アンダードッグ”たちが称賛を浴びた。
“アンダードッグ”とは本来、負け犬を指す言葉だが、周囲の予想を裏切って活躍したチームへ送られる最大級の賛辞でもある。アジア・スポーツ専門チャンネル『ABS-CBN』は、ロシアで予想に反して飛躍した6か国を厳選。「最も盛り上げた瞬間」とともに紹介している。
まず、同メディアが紹介したのは、グループDのアイスランドだ。
最終的にグループリーグ最下位で大会を去ったアイスランド。それでも『ABS-CBN』は、最も盛り上げた瞬間に「グループ初戦のアルゼンチン戦」を選び、「彼らなしでは、この企画は成立しない。W杯史上最小の国家は、リオネル・メッシのPKを止め、選手や国民が欲していた神聖な勝点を手にした」と選考理由を綴った。
6月14日に開幕してから1か月、ロシアを舞台に様々な激闘が繰り広げられてきた。そんな今大会は、ドイツやスペイン、アルゼンチン、ブラジルといった列強国の早期敗退が目立った一方で、望外の躍進を遂げた“アンダードッグ”たちが称賛を浴びた。
“アンダードッグ”とは本来、負け犬を指す言葉だが、周囲の予想を裏切って活躍したチームへ送られる最大級の賛辞でもある。アジア・スポーツ専門チャンネル『ABS-CBN』は、ロシアで予想に反して飛躍した6か国を厳選。「最も盛り上げた瞬間」とともに紹介している。
まず、同メディアが紹介したのは、グループDのアイスランドだ。
最終的にグループリーグ最下位で大会を去ったアイスランド。それでも『ABS-CBN』は、最も盛り上げた瞬間に「グループ初戦のアルゼンチン戦」を選び、「彼らなしでは、この企画は成立しない。W杯史上最小の国家は、リオネル・メッシのPKを止め、選手や国民が欲していた神聖な勝点を手にした」と選考理由を綴った。
さらに同メディアは、そのアイスランドをグループ2戦目で撃破し、大会を盛り上げたナイジェリアも選んでいる。その選考理由は少しばかりユニークだ。
「大会前のナイジェリアに関する話題といえば、売り切れ続出のユニホームやジャージに関するものばかりだった。だがしかし、彼らは自信に溢れていたアイスランドを圧倒的な攻撃力で支配し、ピッチ外の話題が先行することに終止符を打った」
前回大会の覇者ドイツを破ったことで選ばれたのは、メキシコと韓国だ。
まず、ドイツをグループ初戦で打ち破り、その勢いに乗って決勝トーナメント進出を果たしたメキシコについて、「誰があそこまでのロケットスタートを予想できただろう?」とした同メディアは、次のように大絶賛した。
「イルビン・ロサーノの魔法のフィニッシュは、メキシコの長いサッカー史に刻まれるだろう。彼らがドイツを下したのは、まさに世界最大級のサプライズだった。最終的に決勝トーナメント1回戦でブラジルに負けるのだが、その歴史的1勝は、魂と情熱と知恵が、どれだけ才能を引き出させるかを証明したものだった」
一方で、グループリーグ敗退の憂き目に遭いながら、最終節でドイツを打ち破った韓国に対し、『ABS-CBN』は「他のどの国よりも“アンダードッグな精神”を見せた」と賛辞を寄せている。
「韓国は、ロシアで単なる1勝を挙げたに過ぎなかったが、その勝利の意味は重かった。彼らはグループリーグで早々に敗退が決定し、残念な終わりを迎えていた。一方のドイツは引き分け以上で次ラウンド行きが決まるため、自信に満ち溢れていた。にもかかわらず韓国は、終了間際の2点で世界王者を引きずり落としたのだった」