技巧派軍団・久我山の"異分子ストライカー"宮本稜大がハットトリックで全国に挑戦状!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年06月25日

ショートパスでテンポ良くゲームを組み立てて行くチームにとって異質な存在

準決勝で圧巻のゴールショーを見せた宮本。本大会でも爆発し、チームを上位進出に導けるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 國學院久我山が過去2年間遠ざかっていた全国大会の切符を掴みとった。

 準決勝で、初の全国出場を目指す多摩大目黒の驚異的な粘りに苦戦を強いられたが、最前線に君臨するストライカーの宮本稜大が圧巻のハットトリック。3−2で新興勢力を振り切ってみせた。
 
 勝利の立役者となった宮本は、180cmオーバーの高さを誇り、かつ相手を置き去りにするスピードを持つ。テクニックが高く、ショートパスでテンポ良くゲームを組み立てて行くチームにとって異質な存在である。
 
「僕は監督などから『久我山らしくない』と言われます。僕もそう思っていて、足下の技術は最低限はやれていると思いますが、僕に任せられた仕事は点を獲ること。前線で常に相手の裏のスペースやマークのズレを狙って、パスが来ることを信じて走って決めきる。そこを意識しています」
 
 自分に課せられたのはフィニッシャーとしてチームを勝利に導くこと。しかし、2次トーナメント2回戦の修徳戦、準々決勝の駿台学園戦では不発。特に5−0と圧勝した駿台学園戦の出来には、到底納得がいかなかった。
 
「開始早々のチャンスで外してしまって、そこからうまく行かなかった。みんなのおかげで勝てたけど、自分は何も出来なかった」
 
 多摩大目黒戦ではこの反省をきちんと活かした。開始早々の3分、相手のトラップミスのボールが左サイドにいた宮本に渡ると、「カットインしてからのシュートを考えて、中にドリブルをしたら、隙が見えたので思い切り振り抜いた」と右足一閃。強烈なシュートはゴールに突き刺さった。
 
「得意な形」と語るファインゴールで勢いに乗った宮本は、23分にも持ち味を発揮する。MF金子和樹がボールを持つと、「金子は常に僕の動きを見てくれるので、一度膨らんでから一気に加速をした」と、プルアウェイの動きからバイタルエリアに侵入。金子のスルーパスをワンタッチでコントロールし、相手DFをかわしてから、飛び出して来たGKを嘲笑うチップキックでゴールに流し込んだ。
 
 2−0で迎えた53分に多摩大目黒のFW陸野泰勢に1点を返され、流れが相手に傾きかけたが、直後の54分にFW山本航生のパスを受け、冷静にゴールに押し込んで3−1。このゴールが決勝点となった。
 

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