【今日は何の日?】6月26日「多くのスーパーゴールが生まれた日」

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2014年06月26日

クライフの技術、リベリーノの魔法、“妖精”のひらめき…。

攻守に高い能力を持つ選手たちが自由に動くトータルフットボールで、相手を骨抜きにしたオランダ。そのなかで数々のスーパーゴールが生まれた。写真は決勝戦の時のもの。 (C) Getty Images

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 1974年6月26日、ゲルセンキルヘンのパルク・シュタディオンで行なわれたドイツ大会2次リーグの一戦で、オランダがアルゼンチン相手に見せたゴールショーは、非常に華やかなものだった。幕開けは10分。後方からの浮き球に、オフサイドラインを抜け出して反応したヨハン・クライフが柔らかいタッチで足元に収め、飛び出したGKダニエル・カルネバリを軽やかにかわして、ゴールに流し込んだ。
 
 自由に、そして効率的に各選手が動くオランダはアルゼンチンを圧倒。2-0としてからもたびたびゴールチャンスを迎え、73分、クライフの左からのクロスにヨニー・レップが身体を投げ出しながら頭で合わせる。無理な体勢からコントロールされたボールは、GKとゴールポストのわずかな間を抜けてネットを揺らした。
 
 締めはロスタイム。決めたのは、やはりクライフだ。強い雨が降る悪コンディションのなか、ヴィム・ファン・ハネヘムがヨハン・ニースケンスと鮮やかな壁パスでDFラインの裏側に抜け出てGKと1対1。ここはGKカルネバリが身体で止めるも、高く跳ね返ったボールをクライフがボレーで合わせ、角度のない位置から詰めたのである。美しくて、楽しくて、なおかつ強いオランダの魅力が、余すことなく発揮された一戦だった。
 
 その同じ日、ハノーファーのニーダーザクセン・シュタディオンでは、ブラジルのリベリーノが歴史に残る美弾を決めた。60分、東ドイツ陣内のペナルティエリア手前でFKを得たブラジルは、相手が作る壁にひとりの選手を潜り込ませる。リベリーノは、その選手がわざと倒れて空けた狭いスペースを、正確かつ強烈な左足のキックで射抜いた。東ドイツのGKユルゲン・クロイは全く動けず、壁を作った選手も呆気にとられる。まさに左足の名手が見せた“魔法”にしてやられたのだった。
 
 時は過ぎ、1990年イタリア大会・決勝トーナメント1回戦のユーゴスラビア対スペイン戦で、ドラガン・ストイコビッチがふたつのゴールで魅せた。最初は78分。左サイドからスレツコ・カタネツが上げたクロスはスペインDFに当たって高く跳ね上がる。落下点で負け受けるストイコビッチに対し、周囲のDFはボレーシュートを防ごうとスライディングを仕掛けた。しかし、これを予測していたストイコビッチはシュートと見せかけてボールを足元にピタリと収める。完全に裏をかかれたスペインDFを尻目に、フリーとなったストイコビッチは難なく、ゴールに流し込んだ。

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