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【パラグアイ戦の3大チェックポイント】長友の言う“魂”とは? あの男の調子は? 8年前のような序列大逆転はあるか

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年06月12日

【チェックポイント1】ハードワークとバランス

パラグアイ戦では“戦えるか”。長友の言う「魂」を見せつけてほしい。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 昨年12月のE-1選手権決勝の韓国戦から先のスイス戦まで5戦未勝利(1分4敗)で臨むパラグアイ戦。ここまで勝てないと、戦術云々という前に“魂”が求められる試合と言えそうだ。実際、長友佑都はスイス戦の反省を活かし、もう一度走るところから見つめ直すべきと主張していた。
 
「戦術はもちろん大事です。でも、逃げなのかなと。自分がスプリントで動けてないとか、戦えてないから、戦術という方向に逃げているという捉え方もあるんじゃないかと思っています。戦う、走る、そういう基本的なところ、相手よりもそこを見せたいなというのがまずあります」
 
 その危機感こそが、走るパワーの源になると長友は言う。
 
「やっぱりフワッと入ったら身体も動かないし、走れなくなるので。でも、一人ひとりが危機感を持ってやらないといけない、やるんだという強い気持ちを持っていたら、そのメンタルに身体はついてくるじゃないですか。その方向に一人ひとりが持っていかないと。精神的な部分は凄い大事になってくる」
 
 
 それをひと言で言うなら、ハードワークだろう。単純な個人技では、パラグアイに敵わない。ならば、もっと根本的なところ──泥臭く戦う、走る、というのが大前提になる。ただ、闇雲に走ればいいというわけではない。体力には限りがあり、走り続けるなんてことは実質不可能だ。原口元気が重視するのは、だから「バランス」だ。
 
「無駄走りというか、もしかしたら攻撃に力が出なくなっても追いかけなければいけないところはある。でも、本当にバランスよくやらなければいけない。矛盾するけど、両方大事。効率いい守備というのは詰めていかなければいけないけど、一人ひとりがもっと走らなければいけないと思う」
 
 原口も言っているように、根本のところは長友と一緒。走らなければサッカーは勝てないのだ。どんなスタメンで戦おうと、“ギリギリのところでのあと一歩”。これが出るか出ないかで勝負の行方は変わってくるだろう。

 決定機を作らせない意味では、ボランチのところでのボール奪取も重要。その点で、先発が予想される柴崎岳と山口蛍にも“魂”溢れるプレーを期待したい。
 
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