「この3年間エイバルで習ったことを」
5月30日のガーナ戦に向けた国内合宿では、リーガの最終節前に負傷した右足の状態が良くなく主に別メニュー。他の選手が戦術練習などに取り組むなか、乾貴士はひとり黙々と調整を続けていた。ガーナ戦でも出番はなく、ワールドカップに挑む23人のメンバー入りも厳しいのではないかとの見方もあった。
しかし、乾は生き残った。そして6月3日、オーストリアのインスブルック郊外にあるゼーフェルトでの練習初日、全てのメニューをこなした彼は「違和感なくできているので問題ないです」とここから巻き返しを誓った。
すでに戦闘態勢は整っている。この日のミニゲームは「今日は我慢しろとテグさん(手倉森コーチ)に言われたので」フリーマンの役割をこなしただけだったが、試合をできる状態まで回復しているという。
やることはシンプルだ。
「この3年間エイバルで習ったことをやっていかないといけない。そうやって、チームの役に立ちたい」
昨季のエイバルでは攻撃はもちろん、守備でも貢献。単なるドリブラーからオールラウンダーに近い選手へと進化を遂げた。そこで得た自信があるからこそ、乾はうずうずしている。
「自分は出遅れていると思っているので、早くアピールしたい」
しかし、乾は生き残った。そして6月3日、オーストリアのインスブルック郊外にあるゼーフェルトでの練習初日、全てのメニューをこなした彼は「違和感なくできているので問題ないです」とここから巻き返しを誓った。
すでに戦闘態勢は整っている。この日のミニゲームは「今日は我慢しろとテグさん(手倉森コーチ)に言われたので」フリーマンの役割をこなしただけだったが、試合をできる状態まで回復しているという。
やることはシンプルだ。
「この3年間エイバルで習ったことをやっていかないといけない。そうやって、チームの役に立ちたい」
昨季のエイバルでは攻撃はもちろん、守備でも貢献。単なるドリブラーからオールラウンダーに近い選手へと進化を遂げた。そこで得た自信があるからこそ、乾はうずうずしている。
「自分は出遅れていると思っているので、早くアピールしたい」
ガーナ戦を見る限り、本田も宇佐美も、そして香川も合格点を付けられる出来ではなかっただけに、乾への期待は高い。
ガーナ戦で使われなかった分、サポーターの希望も膨らんでいる。今の乾なら、どこか閉塞感が漂う日本代表に新たな刺激をもたらし、チーム活性化の切り札として躍動してくれる、と。果たして、乾は西野ジャパンの救世主になれるか。見物である。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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