首位に再浮上した“城福サンフレッチェ”。躍進の理由は守備にあり?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年04月03日

スタートの出遅れがチームに好影響を生む

5節では川崎に完封勝ち。無敗で再び首位に立った。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ5節]川崎0-1広島/3月31日/等々力
 
 J1リーグ5節で前年のリーグ王者である川崎と対戦した広島は1-0で勝利し、首位に返り咲いた。
 
 5試合を終えて失点はわずか「1」。これは鹿島と並んでリーグ最少で、1節の札幌戦、3節の鹿島戦、そして川崎戦では1-0で勝ち切る勝負強さも見せた。
 
 川崎戦後、今季から就任した城福浩監督はチームの現状をこう説明した。
 
「これは何度か言っているんですが、我々は(Jリーグの中で)スタートが一番遅かったんです。だから与えられたタームのなかで開幕を迎えなくてはいけませんでした。そこでまずは守備の構築をしないとリーグ戦を戦えないと考えました。まして2節と3節ではアウェーで浦和と鹿島と対戦しなくてはいけなかった。ここで守備が危うかったら黒星が先行するようになるかもしれないと思い、守備から始めました。それは選手にも話しました。
 
 ただ、(就任)会見の時にはムービングフットボールと口に出しましたが、年間を通じて自分たちで主導権を握るサッカーを目指したい。1試合1試合進歩していきたいですし、トレーニングではほとんど攻撃の練習をしています。ただ一方で守備に関しては非常に厳しい目でフィードバックをしています。守備のレベルを下げずに、攻撃のクオリティを上げていこうと毎節トライしています」
 
 川崎戦では「前半は多少ボール持たれる覚悟はしていました。ただ90分をとおして見たら我々が握っている時間も半分はあるだろうと選手に話していましたし、そういうプランで入りました」と手堅く守り、後半に勝負する作戦だったたことを明かす。
 
 そのため選手たちも、まずは守備のタスクを忠実にこなした。リーグ戦で今季初先発した工藤壮人は「守備のスイッチを入れてくれた」(城福監督)と前線からのプレッシングを繰り返し、中盤の2列目に入った柏好文、柴崎晃誠は時には最終ラインまで戻って相手をケアした。
 
 そうした選手たちの献身ぶりを指揮官は「もちろんミスもありましたが、決定機的なピンチは少なかったと思います。自分たちが描いたプランで流れたと感じています。選手たちは最後まで組織を崩さずによく走り、よく守りました。王者川崎にこれだけの試合をやって帰れるのは自信になります」と称えた。
 

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