[国際親善試合]日本１-１マリ／３月23日／ベルギー・リエージュ
日本代表が３月23日、ベルギーのリエージュでマリ代表と対戦。１-１の引き分けに終わった。
「決め切らないといけない場面が前半は多すぎました」
試合後に決定機逸をそう嘆いたのは、大迫勇也だ。
３トップの中央で先発出場した大迫は的確なポストプレーで前半の攻勢に貢献。ただし、「（相手のパワーは）予想通りでしたよ。メンバーを見ても、良いチームに所属している選手は多いと思ったし」と言う難敵が相手だったとはいえ、無得点では手放しに評価はできない。
「なかなか噛み合わずパスミスが多かった」。
だがこの日、大迫だけでなくチーム全体のミスが目立った。大迫は「局面局面で負けたところが大きかった。追い込んでもかわされる部分も多かったし、球際で１枚剥がされて……という状況が多かった」と振り返る。
チーム全体がアフリカ勢特有の身体能力の高さに圧され、デュエルで後手に回っていた点は反省すべきポイントだ。局面の戦いでリズムを崩した日本は、攻撃の形を作れなかった。
「個々の意思統一もそう。なかなか噛み合わずパスミスが多かった、あれじゃ勝てないですね」
大迫が言うように、選手間で意思のズレがあったのは看過できない。ロシア・ワールドカップ本大会まで３か月を切り、悠長なことは言っていられない状況だ。早急な対処が必要だが、果たして27日のウクライナ戦では、改善できるのか。
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「個々の意思統一もそう。なかなか噛み合わずパスミスが多かった、あれじゃ勝てないですね」
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