ホームの利点も期待できないハンブルク…
ブンデスリーガ第25節
ハンブルク - マインツ
3月3日(土)15:30キックオフ(現地時間)/フォルクスパルク(ハンブルク)
ハンブルク
前節までの成績:17位 勝点17 4勝5分け15敗 18得点・35失点
マインツ
前節までの成績:16位 勝点24 6勝6分け12敗 29得点・42失点
[注目ポイント]
●降格が現実味のハンブルクが土俵際で踏ん張れるか
●勝敗を大きく左右しそうな先制点を奪うのはどちら?
●酒井が右サイド起用なら武藤とのマッチアップも
ハンブルク - マインツ
3月3日(土)15:30キックオフ(現地時間)/フォルクスパルク(ハンブルク)
ハンブルク
前節までの成績:17位 勝点17 4勝5分け15敗 18得点・35失点
マインツ
前節までの成績:16位 勝点24 6勝6分け12敗 29得点・42失点
[注目ポイント]
●降格が現実味のハンブルクが土俵際で踏ん張れるか
●勝敗を大きく左右しそうな先制点を奪うのはどちら?
●酒井が右サイド起用なら武藤とのマッチアップも
自動降格圏内の17位に沈んでいるハンブルクが、(2部リーグ3位チームとの)入れ替え戦に回る16位のマインツをホームに迎える、残留争いの直接対決である。
両チームの勝点差は7であり、ハンブルクはこの一戦に敗れるようだと、残り9試合で厳しいカードばかりを残しているだけに、クラブ史上初の2部降格がより現実味を帯びてくる。
今シーズン、ここまで挙げた4勝のうちの3つはホームゲームで挙げたものだが、12試合で10得点というあまりの得点力の低さに加え、最近ではあまりの不振ぶりにサポーターがチームに圧力をかけるようになっており、ホームゲームのアドバンテージは期待できそうにない。
対するマインツも、第20節からDFBカップ準々決勝も含めて公式戦4連敗を喫し、サポーターとの関係が悪化したが、直近の2試合では勝点4を稼いでおり、幾らか状況的にはマシである。
もっとも、最下位ケルン(勝点17)が前節で上位のRBライプツィヒを逆転で下すなど、年明けは勝ちが先行しているだけに、マインツもうかうかしていると、自身も降格圏内に転落する危険もある。ここでひとつでも順位を上げておく必要があり、やはりこちらも勝点3獲得は必須だ。
ハンブルクは16節フランクフルト戦(1-2の敗戦)以来、先制点を奪えていないが、マインツ戦では少しでも有利な状況で試合を進めるためにも、リードを奪いたい。マインツもまた、相手の心を折るため、最初に均衡を破りたいだろう。
そしてこのカードでは、日本人対決も注目点のひとつだ。キャプテンの酒井高徳が右サイドでプレーする場合、左に流れてプレーすることが多い武藤嘉紀とのマッチアップが多く見られるだろう。このところはスタメンを外れている武藤だが、前節で負傷退場したベルグレーンの出場が微妙なため、3試合ぶりに先発出場する可能性は高い。
ハンブルクでは、伊藤達哉も最近はメンバーを外れることが多いが、この重要な一戦でベンチ入りし、21節ハノーファー戦以来のプレーが実現するだろうか!?