今のプレミアリーグで注目すべきは――。
昨年8月11日に幕が開けたプレミアリーグも残すところ10試合となり、注目ポイントも絞られてきた。個人的には、終盤戦の見どころは大きく分けて2つだと思っている。
1つ目は、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を手にできるトップ4入りを巡る争い。そしてもう1つが、いまだ複数クラブに降格の可能性がある残留争いだ。
気になる優勝レースはというと、もはや英国人の大半が、首位で独走態勢を固めているマンチェスター・シティがリーグタイトルを手中に収めると考えている。現地では、4月8日の宿敵マンチェスター・ユナイテッド戦(33節)で優勝カップを掲げるといった青写真を描くファンも見受けられる。
1つ目は、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を手にできるトップ4入りを巡る争い。そしてもう1つが、いまだ複数クラブに降格の可能性がある残留争いだ。
気になる優勝レースはというと、もはや英国人の大半が、首位で独走態勢を固めているマンチェスター・シティがリーグタイトルを手中に収めると考えている。現地では、4月8日の宿敵マンチェスター・ユナイテッド戦(33節)で優勝カップを掲げるといった青写真を描くファンも見受けられる。
かくいう私も、正直なことを言えば、もはや優勝の行方に興味はない。それよりも今、注目すべきはマンチェスター・U、リバプール、トッテナム、チェルシーによる熾烈なトップ4争いだと思っている。彼らは4ポイント差のなかでひしめき合い、いつ順位が入れ替わっても不思議ではないからだ。
今シーズンの彼らは、マンチェスター・Cに独走を許している結果が指し示す通り、安定感に欠けている。だが、CLでは決勝トーナメントにいずれも勝ち上がるなど、ハイクオリティーさは保っている。それだけに、直接対決も残している終盤戦はより熾烈さが増すはずだ。
熾烈さという点においては、残留争いにも同じことが言える。
19位ストークから10位ワトフォードまでの勝点差は7と、こちらも詰まっており、1敗するだけでも立場が一変する可能性を秘めている。
注目は、シーズン途中で新監督の招聘に踏み切ったクリスタル・パレス、ウェストハム、スウォンジー、ストーク、ボーンマスだろう。長期的な成功ではなく、短期で結果を残すことを優先した彼らは、一応の答えを出そうとしている。その結果、残留争いにおける熾烈さが生まれていると言っていい。
今シーズンの彼らは、マンチェスター・Cに独走を許している結果が指し示す通り、安定感に欠けている。だが、CLでは決勝トーナメントにいずれも勝ち上がるなど、ハイクオリティーさは保っている。それだけに、直接対決も残している終盤戦はより熾烈さが増すはずだ。
熾烈さという点においては、残留争いにも同じことが言える。
19位ストークから10位ワトフォードまでの勝点差は7と、こちらも詰まっており、1敗するだけでも立場が一変する可能性を秘めている。
注目は、シーズン途中で新監督の招聘に踏み切ったクリスタル・パレス、ウェストハム、スウォンジー、ストーク、ボーンマスだろう。長期的な成功ではなく、短期で結果を残すことを優先した彼らは、一応の答えを出そうとしている。その結果、残留争いにおける熾烈さが生まれていると言っていい。