日本代表の歩みは順調か? キプロス戦で確認したい5つのチェックポイント

カテゴリ:日本代表

2014年05月26日

厳しいフィジカルトレに香川も「イタリアに移籍考えない」。

最高のコンディションで大会に臨みたいと語ってきた指揮官。指宿では、フィジカル強化とコンセプトの確認を行なった。(C) SOCCER DIGEST

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 5月21日から25日まで行なわれた鹿児島・指宿キャンプでは、「フィジカル面の調整・強化」と「コンセプトの再確認」という2大テーマが掲げられた。
 
 ワールドカップメンバー発表会見の際、アルベルト・ザッケローニ監督は「細心の注意を払いたいのは、最高のフィジカルコンディションで試合に臨むこと。振り返っても、日本の調子が良くなかった時というのは、コンディションにいくつかの問題を抱えていた」とコメントしている。
 
 実際、キャンプでは負荷の高いフィジカルメニューが毎日組まれ、そのうえで戦術確認にも時間が割かれた。
 
 香川真司は「足がパンパン」と語り、イタリア式のフィジカルトレーニングに「人それぞれ、国それぞれでやり方が違うので、イタリアはかなりきついなぁと。イタリアへの移籍は考えていないですね、っていうぐらい厳しかった」と語る。
 
 5月18日にクラブでの最終戦があった本田圭佑、長友佑都、川島永嗣の3人も24日の午前練習から本格合流。23人全員がようやく揃ったその日、午後の練習前には、改めて指揮官による戦術の“おさらい講座”もあったという。間近で見ていた原博実強化部長は、その時の様子をこう語る。
 
「攻撃のポイントを確認した。今まで言っていた内容がホワイトボードに書いてあった。(ザッケローニ監督は)みんなで準備をして、同じ方向に向かってこのチームでやっていくんだ、という話をしていた」
 
5日間のキャンプを終えて、選手たちは一様に充実感を口にし、今野泰幸も「フィジカル、攻撃と守備の戦術と、まんべんなくバランスの良いトレーニングができた」。この指宿キャンプからワールドカップまで代表活動は1か月近くにわたるが、本番に向けた調整の第1段階は順調に終えたと言っていいだろう。
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