【ブンデス日本人の現地評】出場7選手のうち主要メディアで及第点以上の評価は香川のみ

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年02月06日

「適切なタイミングのパスで視野の広さを示す」

新加入バチュアイと早くも好連係を見せた香川は、多くの決定機に絡んだ。 (C) Getty Images

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 ブンデスリーガ1、2部の第21節では計7人の日本人選手が出場し、全体として厳しい評価を受けることになった。


 唯一の例外となったのが、好調を維持するドルトムントの香川真司だ。ケルン戦に先発フル出場した背番号23は、ゴールやアシストこそなかったものの、決勝点の起点になるなど存在感を示し、チームも後半戦初勝利(3-2)を収めた。
 
『ビルト』紙の採点は及第点の3点に止まったものの、『キッカー』誌からは2.5点と高めの評価を受けている。
 
 地元紙『ルールナハリヒテン』も2.5点を付け、「彼の良い時のフォームを感じさせたのは、14分のポスト直撃だけではなかった。適切なタイミングのパスで視野の広さを示した。全体的に非常に積極的だった」と記した。
 
 一方、『WAZ』は採点こそ3点だったものの、「ドルトムントが最初の決定機を迎えたのは、エリア内に転がってきたボールを14メートルの位置からポストに当てた14分だった。その後、幾つかの良いプレーがあったが、同時に多くの影も見せた。しかし、ドルトムントの危険な攻撃にはよく絡んだ」と、全体的に好意的な印象を示した。
 
 なおケルンの大迫勇也は、風邪でメンバーを外れている。
 
 フランクフルトの長谷部誠は4試合連続のフル出場を果たしたが、チームはアウクスブルクに0-3で敗れ、2位浮上のチャンスを逃した。
 
 4点を付けた『ビルト』は、「後方で守備陣をまとめようと努めたが、隣の選手をしばしばひとりにしてしまった。それでも、守備陣では最も良かった」と擁護。『キッカー』は4.5点と、厳しい採点だった。なお、鎌田大地はメンバーを外れている。
 
 そのフランクフルトと、7日(現地時間)のDFBカップ準々決勝で対決するマインツは、首位バイエルンに0-2で敗戦。入れ替え戦圏内の16位に順位を落とした。武藤嘉紀は第12節ケルン戦以来のフル出場を果たし、シュートを2本放ったが、ゴールには至らなかった。
 
『ビルト』はチーム最低タイの5点を付け、『キッカー』も4.5点と厳しい評価。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』もチーム最低タイの4点を付け、「しつこい走りでバイエルンを苛立たせ、クアイソンの最初のチャンスを作り出したが、それ以外はあまり見るところがなかった」と記している。
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