好調ファブリシオは今節も2ゴール!

プレーに絡む回数がいつもより少なかったが、中島はテクニックでたびたびマーカーを翻弄した。次節の強豪ベンフィカ戦で何を見せてくれるか楽しみだ。写真は前節リオ・アベ戦。 (C) Getty Images
2月5日(現地時間)、ポルトガル1部リーグ「リーガNOS」の第21節が行なわれ、ポルティモネンセは3-0でマリティモを下した。
前節のリオ・アベ戦、3試合ぶりのゴールを挙げて4-1の快勝に貢献した中島翔哉は、この試合でもスタメンに名を連ね、前線の左サイドで試合開始を迎えた。
立ち上がりこそ、ホームのマリティモが攻勢に立つも、間もなくポルティモネンセは反撃を仕掛け、13分に早くも先制ゴールを挙げる。前節でハットトリックを達成したCFファブリシオがスルーパスで抜け出し、ゴール左サイドネットに突き刺したのだ。
ポルティモネンセは、ファブリシオ、左の中島、右のタバタらが常に相手DFラインの裏を常に狙っており、味方はスルーパスを出しやすく、前節同様にこのかたちから多くのチャンスが生まれる。
ペースを握ったアウェーチームは18分、カウンターからファブリシオがドリブルで持ち上がって左の中島へパス。ペナルティーエリア手前まで迫った中島は、DFをかわしてゴール前にスルーパスを通すと、抜け出したファブリシオはGKの逆を衝いてゴールに流し込み、自身今シーズン通算11点目のゴールを決めた。
さらにポルティモネンセは29分、前のスペースが空いたところで今度は右サイドのタバタがスルーパスで抜け出し、DFを振り切ってリードを広げた。
マリティモは2失点目の後にポゼッションで上回るもチャンスを作り出すまでには至らず、3失点後にはようやくエリア内で決定機を迎えたものの、シュートはわずかに枠を外れ、1点を返せずに前半を終えることとなった。
アシストを記録した中島は、ボールに触れる回数は決して多くはないものの、ボール捌きは正確で切れ味も鋭く、相手との1対1でも積極的に勝負を仕掛けてクロスまで持ち込んだり、サイドチェンジも確実に成功させたりするなど、随所でクオリティーの高さを感じさせた。
後半、やはりホームチームの方がボールを長く保持し、幾度かフィニッシュまで持ち込むのに対し、ポルティモネンセは主にカウンターで対抗し、こちらもファブリシオやタバタらが単独でゴール前まで迫るなど、チャンスを作り出す。
しかし、3点をリードによって無理をせず、引き気味になったことで、ポルティモネンセは中盤でのプレッシャーも弱くなり、時間とともに押し込まれる回数は増え、ドリブルなどでエリアに侵入されて危ない場面を迎えることも多々。ルーズボールも相手に拾われ、多重攻撃を許した。
中島は後半、自陣でのプレーが多く、攻撃ではタバタのクロスが逆サイドに流れたところでシュートチャンスを得たり(パスを選択)、スルーパスに飛び出してエリア内で倒れる(ノーファウル)などのプレーが見られたが、決定的な仕事はなく、72分にバレラとの交代でベンチに退いた。
ポルティモネンセは、その後も攻勢のホームチームに時折シュートを浴びたが、最後までゴールを守り抜いて9試合ぶりにクリーンシートを達成するとともに、今シーズン初の連勝を飾った。
次節(10日)、ホームで強敵ベンフィカを迎え撃つポルティモネンセ。中島にとっては、リーグデビュー戦(5節)の相手、そして初アシストを記録した記念すべき相手であり、当時から大きく存在感を増した彼が、再び目に見える結果を残すことが期待される。
前節のリオ・アベ戦、3試合ぶりのゴールを挙げて4-1の快勝に貢献した中島翔哉は、この試合でもスタメンに名を連ね、前線の左サイドで試合開始を迎えた。
立ち上がりこそ、ホームのマリティモが攻勢に立つも、間もなくポルティモネンセは反撃を仕掛け、13分に早くも先制ゴールを挙げる。前節でハットトリックを達成したCFファブリシオがスルーパスで抜け出し、ゴール左サイドネットに突き刺したのだ。
ポルティモネンセは、ファブリシオ、左の中島、右のタバタらが常に相手DFラインの裏を常に狙っており、味方はスルーパスを出しやすく、前節同様にこのかたちから多くのチャンスが生まれる。
ペースを握ったアウェーチームは18分、カウンターからファブリシオがドリブルで持ち上がって左の中島へパス。ペナルティーエリア手前まで迫った中島は、DFをかわしてゴール前にスルーパスを通すと、抜け出したファブリシオはGKの逆を衝いてゴールに流し込み、自身今シーズン通算11点目のゴールを決めた。
さらにポルティモネンセは29分、前のスペースが空いたところで今度は右サイドのタバタがスルーパスで抜け出し、DFを振り切ってリードを広げた。
マリティモは2失点目の後にポゼッションで上回るもチャンスを作り出すまでには至らず、3失点後にはようやくエリア内で決定機を迎えたものの、シュートはわずかに枠を外れ、1点を返せずに前半を終えることとなった。
アシストを記録した中島は、ボールに触れる回数は決して多くはないものの、ボール捌きは正確で切れ味も鋭く、相手との1対1でも積極的に勝負を仕掛けてクロスまで持ち込んだり、サイドチェンジも確実に成功させたりするなど、随所でクオリティーの高さを感じさせた。
後半、やはりホームチームの方がボールを長く保持し、幾度かフィニッシュまで持ち込むのに対し、ポルティモネンセは主にカウンターで対抗し、こちらもファブリシオやタバタらが単独でゴール前まで迫るなど、チャンスを作り出す。
しかし、3点をリードによって無理をせず、引き気味になったことで、ポルティモネンセは中盤でのプレッシャーも弱くなり、時間とともに押し込まれる回数は増え、ドリブルなどでエリアに侵入されて危ない場面を迎えることも多々。ルーズボールも相手に拾われ、多重攻撃を許した。
中島は後半、自陣でのプレーが多く、攻撃ではタバタのクロスが逆サイドに流れたところでシュートチャンスを得たり(パスを選択)、スルーパスに飛び出してエリア内で倒れる(ノーファウル)などのプレーが見られたが、決定的な仕事はなく、72分にバレラとの交代でベンチに退いた。
ポルティモネンセは、その後も攻勢のホームチームに時折シュートを浴びたが、最後までゴールを守り抜いて9試合ぶりにクリーンシートを達成するとともに、今シーズン初の連勝を飾った。
次節(10日)、ホームで強敵ベンフィカを迎え撃つポルティモネンセ。中島にとっては、リーグデビュー戦(5節)の相手、そして初アシストを記録した記念すべき相手であり、当時から大きく存在感を増した彼が、再び目に見える結果を残すことが期待される。