リーグタイトル奪還やACL初優勝など、今季も“全冠制覇”を目指す陣容は31人。新戦力は8年ぶりの古巣復帰となる内田篤人(DF)をはじめ、東京Vから安西幸輝(DF)、清水からは犬飼智也(DF)をそれぞれ完全移籍で獲得し、ユースから沖悠哉(GK)を昇格させ、阪南大から山口一真(FW)を迎え入れた。また、レンタル移籍だったレアンドロ(MF)は完全移籍で加入することが決まった。
会見では、まず庄野洋代表取締役社長が2018年のクラブ経営における5つのテーマ(健全経営、投資、地域連携、育成強化、伝統継承)やクラブスローガン(Football Dream こえる)、強化指針や今季目標などを発表。ビジネスプランとしては、スポンサー向けチケットの電子化や高付加価値シートの商品化、スマートスタジアム事業のさらなる強化が公表された。
続いて、5人の新加入選手が登壇。庄野社長による各選手の紹介は以下の通りだ。
内田/「みなさん、ご存知のように、内田選手は2006年に鹿島に入団し、リーグ3連覇など、鹿島で輝かしい実績を残しました。2010年にドイツ移籍後も、シャルケで主力として活躍し、チャンピオンズリーグにも出場。日本代表としても二度のワールドカップを経験しております。SBとしてチームに安定感をもたらすだけでなく、これまでの経験をチームに還元する役割も期待しております」
安西/「両SB、両サイドハーフをこなし、縦への力強い推進力が特徴です。スピード溢れるドリブルでの攻撃参加に加え、複数のポジションができるので、チームにとって必要不可欠な戦力になってくれることを期待しております」
犬飼/「身体能力とヘディングの高さが特徴で、正統派のCBとなります。クラブには昌子源、植田直通というふたりの日本代表CBがおりますが、ぜひそこに割って入り、活躍してほしいと願っております」
沖/「状況判断とセービングが高いレベルで安定したGKです。長短の正確なキックを蹴り分け、ビルドアップ能力にも優れております。鹿島ユースより、トップチームに昇格を果たしました」
山口/「優れた個人能力で、前線のポジションを幅広くこなす攻撃的プレーヤーです。質の高いドリブルとパス、左右両足による正確なシュートで決定的な仕事を行ないます」
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