「ぶっ殺すところだったぞ」悪童バロテッリが“ドッキリ”に苦笑い

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年12月14日

弟と友人が仕掛け人として協力する。

テレビ番組のドッキリに引っかかってしまったバロテッリ。(C)Getty Images

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 サッカー界屈指のお騒がせ男として知られる悪童マリオ・バロテッリ(ニース所属)が、“ドッキリ”に引っかかってファニーな姿を世に晒している。
 
 サプライズを企画したのはイタリア『メディアセット』のテレビ番組で、バロテッリの弟エノック・バウルアー(イタリア4部のチリベルゲ所属のFW)と友人のアントニーが仕掛け人として協力した。
 
 決行日は11月某日。愛車の『レンジローバー』に乗ってニースから故郷ブレッシャの実家に帰ってきたバロテッリに、エノックがダイヤモンド販売業者のマルロンと名乗る怪しげな男を紹介した。
 
 口が達者なマルロンはバロテッリに取り入り、一瞬の隙をついて車のキーを拝借。そして電話がかかってきたフリをして家の外に出ると、そのままバロテッリの高級車に乗って消え去った。
 
 あまりに帰りが遅いのでエノックとアントニーが外を見に行くと、「マルロンがいない!! レンジローバーもないぞ!!」と騒ぎ立てる。これでバロテッリはもちろんブチ切れた。
 
 行方を探そうと3人で別の車に乗って路上に出ると、バロテッリへマルロンから電話が入り、「車が壊れてしまったかもしれない……」と聞かされる。急いで現場に急行すると、愛車は路肩でモクモクと煙幕を上げている……。しかも、そこにマルロンの姿はなくオカマの娼婦が車に乗っており、警察官が話を聞いていた。
 
 この理解不明な事態にバロテッリはもちろん激怒。いまにも殴りかかろうかという剣幕でオカマ娼婦と押し問答した。そして、このタイミングで番組関係者が笑いながら登場。すべてがドッキリであったことを告げられた。
 
 エノックやアントニーに大爆笑しながらからかわれたバロテッリは、気恥ずかしそうに苦笑い。最後はカメラに向かって「本当にぶっ殺すところだった。危なかったぞ」と語り、ドッキリは見事に成功したのだった。
 
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