【移籍市場超速報】コロンビア代表のJ・マルティネス 代理人が渡欧、争奪戦の行方は?

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年04月17日

沈黙を守るポルト側。ローマとの合意説にもノーコメント。

W杯で日本と対戦するコロンビア代表のJ・マルティネスは、複数のビッグクラブが触手を伸ばす今夏の超人気銘柄だ。 (C) Getty Images

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【ポルト】ジャクソン・マルティネスの代理人がヨーロッパへ

 今夏のメルカート(移籍マーケット)の人気銘柄と言えば、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネス。チェルシー、マンチェスター・シティ、ナポリ、ローマなどヨーロッパの多くのビッグクラブが獲得を狙っている。しかし現時点で争奪戦の行方はまったく不透明だ。

 4月21日から代理人がヨーロッパを訪れていくつかのクラブと会談を持ち、絞り込みを進めることになる。ポルト側は今のところ沈黙を守っており、ローマとの間で合意に達したという噂に対してもノーコメントを続けている。

【ヴェローナ】セッティ会長「トーニは来シーズンも残る。イトゥルベは難しいだろう」

 ヴェローナのマウリツィオ・セッティ会長は『Sky Sport』の取材に応えて次のように語った。
「ルカ・トーニは我々にとってひとつの基準点だ。来シーズンも残りたいと言えば、2年契約でも交わすつもりだ。ソリアーノSDは我々との契約を残しており、すでに来シーズンに向けた仕事を始めている。彼の仕事はヴェローナにとって大きな強みのひとつだ。イトゥルベをポルトから買い取ることは決めている。その後どうするかはこれからの話だ。残ってくれれば素晴らしいが、メガクラブに移籍することになれば我々にとっても誇らしいことだ」

 そのファン・マヌエル・イトゥルベをめぐっては、すでにお伝えした通りレアル・マドリーとローマが一歩先行している。ここにきてパリSGやマンチェスター・ユナイテッドも動き出しているが、おそらくすでに手遅れ。ローマは、代理人のマスカルディともヴェローナのソリアーノSDとも頻繁に話をしている。ただ、そのオファーは、ヴェローナの求める2200-2300万ユーロ(約31億-32億円)には届いていない。ローマのサバティーニSDは現金プラス若手選手の保有権でヴェローナの要求を満たしたいと目論んでいる一方、ソリアーノは全額キャッシュでの支払いを条件にしている。

 そうなると有利なのは資金力のあるR・マドリー。ただし、こちらはまだ今シーズンの重要なターゲット(リーガ、CL、国王杯)に集中しており、来シーズンのことを考えるのはもう少し先になりそう。その間にパリSGやユナイテッドが割り込んでくる可能性もあるか。

【インテル】ファッソーネGD「マッザーリの続投は確実」

 インテルのゼネラルディレクター(GD)、マルコ・ファッソーネは、『Sky Sport』のインタビューに応えて次のように語っている。
「ヨーロッパリーグ出場権ははっきりと掲げられた目標だ。今シーズン出られなかった欧州カップにインテルは何としても復帰しなければならない。監督にはひとつでも上の順位を目指してほしいと伝えている。続投することは言うまでもない。すでに来シーズンに向けた構想を一緒に立てている。ヨーロッパリーグ出場権を獲れるかどうかは、それとは無関係だ」

【サンプドリア】リボルノのFWパウリーニョに興味

 不振のリボルノでひとり気を吐くFWパウリーニョの代理人アンドレア・バニョーリが、4月16日、サンプドリアの練習場を訪れた。サンプドリアがパウリーニョに興味を持っていることを示すサインだが、ネックは高すぎる移籍金。バニョーリはこの機会に、ボカでプレーする90年生まれのMFニコラス・コラーソの獲得を、サンプドリアに提案した模様だ。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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