そもそも今シーズン限りでの引退は既定路線だった。
ローマの生けるレジェンド、フランチェスコ・トッティ(40歳)が今シーズン限りでピッチを去るというニュースが、改めてマスコミを賑わせている。
きっかけは5月3日、セビージャから引き抜かれる形で新たにスポーツディレクターとなった「モンチ」ことラモン・ロドリゲス・ベルデホが、自らの就任記者会見でトッティの去就をめぐる質問に対して、次のようにコメントしたことだった。
「フランチェスコに関しては、私はまだここに来て1週間しか経っておらず、知っているのは、これがプレーヤーとして最後のシーズンであり、来シーズンからは幹部として残るという合意がクラブとの間にあるということだけだ。フランチェスコには、ローマとは何かを理解するのを助けるために、できる限り私の近くにいてほしいと願っている。もし彼がローマについて知っているその1%だけでも学ぶことができたなら、私は幸運だと思う」
このコメントを受けた国内外のマスコミが「モンチがトッティは今シーズン限りと明言」と報じて、これに反応してバイエルン・ミュンヘンやヘルタ・ベルリンなどが、トッティのキャリアにオマージュを送るツイートを発信したことなどから、ニュースが大きくなった格好だ。
冒頭で「改めて」とわざわざ書いたのは、これはすでに1年前から決まっており、公になってもいることだからだ。
昨年6月7日、1年間の契約延長にサインした時点で、ローマは公式サイトを通じて「トッティは選手として最後のシーズンの契約にサインした」と、はっきりとアナウンスしている。
それだけでなくトッティは、現役引退から6年間、年俸250万ユーロ(3億円)という破格の待遇で幹部としてローマに残るという契約にもすでにサイン済みだ。
4月30日に行われたローマ・ダービーの試合前にも、ゼネラルディレクターのマウロ・バルディッソーニが、念を押すようにこうコメントしていた。
「これがトッティにとって最後のダービー? それはありえない。これからもローマの一員として数多くのダービーを、ピッチの外で経験することになるだろう。プレーヤーとしての契約はこの6月で切れるが、その後の6年間、幹部としてクラブに残る契約にサインしているのだから」
きっかけは5月3日、セビージャから引き抜かれる形で新たにスポーツディレクターとなった「モンチ」ことラモン・ロドリゲス・ベルデホが、自らの就任記者会見でトッティの去就をめぐる質問に対して、次のようにコメントしたことだった。
「フランチェスコに関しては、私はまだここに来て1週間しか経っておらず、知っているのは、これがプレーヤーとして最後のシーズンであり、来シーズンからは幹部として残るという合意がクラブとの間にあるということだけだ。フランチェスコには、ローマとは何かを理解するのを助けるために、できる限り私の近くにいてほしいと願っている。もし彼がローマについて知っているその1%だけでも学ぶことができたなら、私は幸運だと思う」
このコメントを受けた国内外のマスコミが「モンチがトッティは今シーズン限りと明言」と報じて、これに反応してバイエルン・ミュンヘンやヘルタ・ベルリンなどが、トッティのキャリアにオマージュを送るツイートを発信したことなどから、ニュースが大きくなった格好だ。
冒頭で「改めて」とわざわざ書いたのは、これはすでに1年前から決まっており、公になってもいることだからだ。
昨年6月7日、1年間の契約延長にサインした時点で、ローマは公式サイトを通じて「トッティは選手として最後のシーズンの契約にサインした」と、はっきりとアナウンスしている。
それだけでなくトッティは、現役引退から6年間、年俸250万ユーロ(3億円)という破格の待遇で幹部としてローマに残るという契約にもすでにサイン済みだ。
4月30日に行われたローマ・ダービーの試合前にも、ゼネラルディレクターのマウロ・バルディッソーニが、念を押すようにこうコメントしていた。
「これがトッティにとって最後のダービー? それはありえない。これからもローマの一員として数多くのダービーを、ピッチの外で経験することになるだろう。プレーヤーとしての契約はこの6月で切れるが、その後の6年間、幹部としてクラブに残る契約にサインしているのだから」