疲労骨折を克服。4月中旬にも全体練習合流へ。実は昨シーズン中から…。
年明けに右足第5中足骨の疲労骨折が判明し手術を受けたFW高木俊幸が、間もなく全体練習に合流できそうだ。順調にリハビリをこなし、短距離のダッシュをこなすまで回復。本格的に負荷をかけるのはこれからだが、今後の目処が立ってきたことで、その表情にも“明るさ”が戻ってきた。
昨季第1ステージではわずか2試合・32分間の出場時間しか得られなかったものの、一点して調子を上げた第2ステージ途中からはシャドーのレギュラーの座を確保。リーグ終盤の7試合連続で先発し、広島、G大阪から貴重なゴールを決め、ステージ優勝、年間勝点1位に大きく貢献してみせた。
しかし、リーグ戦のフル出場は2試合のみ。実は「昨年のシーズン中も痛みを感じながら、プレーしていた」という。
足に違和感はある。その痛みに気付いているが、気付いていないふりをしながら戦っていたのだ。
そしてオフ期間に自主トレを開始した際、ついに右足が悲鳴を上げた。そして骨折していることが明らかになり、1月10日に手術を受けた。全治は3か月と診断された。
「その時は、さすがにちょっと頭が真っ白になりました。前線の競争が激しくなるので、遅れるわけにはいかないと思っていましたから……」
15年に清水から浦和に加入し、ようやく2年目の勝負どころで主力の座を掴んだ。とはいえ、新シーズンは、ラファエル・シルバ、オナイウ阿道、矢島慎也ら前線に多士済々なライバルが加入。前線のポジション争いは、さらに激しさを増した。
いよいよそのチーム内の争いが始まるという矢先、「疲労骨折」「全治3か月」と診断され、精神的にも大きなダメージを受けた。
「ドクターとも話すなか、シーズン開幕の時期にそうなるよりも、早めに分かったことを、むしろポジティブに受け止めました。もちろん、骨折せずに済めば、それがベストですが(苦笑)」
間もなくパスゲームなどに加わり、4月中旬には全体練習に合流。そこからポジション争いに加わる(「あとはパフォーマンス次第」と本人も言う)——という青写真を描く。
「昨シーズンも前半戦は(ほとんど)試合に出ていなかった。また、自分にチャンスが必ず来ると思って取り組んでいきます。チーム状況も今は良くても、このあと、またいろいろ変わってきますから。それに、僕はそんなにゴールを決めていない。今年は、ゴールが求められている部分。その結果にはこだわりたいです。ただ……」
高木は自分自身に言い聞かせるように続けた。
昨季第1ステージではわずか2試合・32分間の出場時間しか得られなかったものの、一点して調子を上げた第2ステージ途中からはシャドーのレギュラーの座を確保。リーグ終盤の7試合連続で先発し、広島、G大阪から貴重なゴールを決め、ステージ優勝、年間勝点1位に大きく貢献してみせた。
しかし、リーグ戦のフル出場は2試合のみ。実は「昨年のシーズン中も痛みを感じながら、プレーしていた」という。
足に違和感はある。その痛みに気付いているが、気付いていないふりをしながら戦っていたのだ。
そしてオフ期間に自主トレを開始した際、ついに右足が悲鳴を上げた。そして骨折していることが明らかになり、1月10日に手術を受けた。全治は3か月と診断された。
「その時は、さすがにちょっと頭が真っ白になりました。前線の競争が激しくなるので、遅れるわけにはいかないと思っていましたから……」
15年に清水から浦和に加入し、ようやく2年目の勝負どころで主力の座を掴んだ。とはいえ、新シーズンは、ラファエル・シルバ、オナイウ阿道、矢島慎也ら前線に多士済々なライバルが加入。前線のポジション争いは、さらに激しさを増した。
いよいよそのチーム内の争いが始まるという矢先、「疲労骨折」「全治3か月」と診断され、精神的にも大きなダメージを受けた。
「ドクターとも話すなか、シーズン開幕の時期にそうなるよりも、早めに分かったことを、むしろポジティブに受け止めました。もちろん、骨折せずに済めば、それがベストですが(苦笑)」
間もなくパスゲームなどに加わり、4月中旬には全体練習に合流。そこからポジション争いに加わる(「あとはパフォーマンス次第」と本人も言う)——という青写真を描く。
「昨シーズンも前半戦は(ほとんど)試合に出ていなかった。また、自分にチャンスが必ず来ると思って取り組んでいきます。チーム状況も今は良くても、このあと、またいろいろ変わってきますから。それに、僕はそんなにゴールを決めていない。今年は、ゴールが求められている部分。その結果にはこだわりたいです。ただ……」
高木は自分自身に言い聞かせるように続けた。