小林祐希が激白するリーダー論。代表でも“長谷部超え”を目指す

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2017年01月20日

オランダでの経験がもたらした普段と違った感覚。

11月の代表戦でゴールを決めるなど存在感を高めている小林。その背景には日頃のプレー環境の変化が大きく影響しているという。 (C) Getty Images

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 昨年5月、小林祐希が初めて日本代表合宿に参加した時のことだ。
 
 紅白戦で右サイドハーフに入った小林にサイドチェンジのパスが来た。1回、首を振った時、対面の長友佑都との間合いは十分あったはずだった。しかし、長友のアプローチは予想を超えて速く、小林は前を向くことができなかった。
 
 飛び交うパススピードも速く、小林は「自信を持って代表に行きましたが、レベルが高かった」と当時を振り返る。そして11月、再び代表チームに呼ばれた小林は、紅白戦で半年前とは違った感覚に手応えを掴んでいた。
 
「ハーフコートで11対11の紅白戦をやったんですが、普通のフルコートと同じ感覚でプレーできました。ゆっくり感じましたね。これは普段の練習の環境によるものだなと思いました」
 
 彼が口にした“普段の練習の環境”とは所属クラブ、ヘーレンフェーンでのものだ。小林が初めて渡ったオランダの地には、本番さながらの激しいデュエルがあり、渾身の力を込めて蹴る、受け手にとって優しくない強烈なインサイドパスが送られてくる。
 
 日頃から迫力と速さのある練習を繰り返したことで、わずか半年の間に小林は日本代表のプレースピードがゆっくり感じられるようになり、プレーに余裕が生まれたのだ。
 
 小林は入団半年でユルヘン・ストレッペル監督の信頼をしっかり掴み、負傷中の主将スタイン・スハールスに代わり、アンカーの重責を任されている。
 
 さらに指揮官は小林に、チームのリーダーになることを要求し始めているという。小林にとって“リーダー”とはどういう存在なのだろうか?
 
「若手とも、年上とも対等に話せることも大事ですが、一番必要なのは振る舞い、態度、オーラ。バルセロナでずっとプジョールがキャプテンマークを巻いてきたのは何なのかと言ったら、普通の人にはない熱いハート。相手の汚いプレーに対しても『俺たちは自分たちのサッカーをする』というのを伝え続けること。プジョールのような背中を見たら、俺たちも付いていくことができる。チームを引っ張っているんじゃなくて、勝手にみんなが集まってくるオーラを持っている人がいいですね」
 

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