「小さい頃から左右の足で蹴れるようにやっていました」
初心を忘れず挑戦を続けているからこそ、急成長を遂げているのだろう。
日本代表は11月14日、国際親善試合でガーナ代表と豊田スタジアムで対戦。16分に南野拓実、60分に堂安律が得点し、2-0で勝利した。
この一戦で“またもや”評価を高めたのが、代表4キャップ目の鈴木淳之介だ。10月のブラジル戦(3-2)でのフル出場で注目を集めた22歳は、ガーナ戦でも左ストッパーで先発し、攻守で安定感抜群のパフォーマンスを披露した。75分からはプロ入り後初めて、ウイングバックでプレー。左サイドから持ち前のドリブルと的確な配球で攻撃を活性化した。
同じポジションに前田大然や佐藤龍之介らを投入する選択肢もあったなかで、森保一監督は鈴木を3-4-2-1の左ストッパーから一列前に上げる選択をした。この起用は指揮官からの信頼が表われているとも言えるだろう。その期待に、背番号25はプレーで応えた。
2022年に帝京大可児高から湘南ベルマーレに加入した当初は、インサイドハーフやアンカーとしてプレーするも、満足な出番を得られず苦戦。3年目の昨季、山口智監督によって3バックのリベロやストッパーへコンバートされ飛躍した。
今年の7月にデンマーク1部のコペンハーゲンへ完全移籍すると、4バックのCBだけでなく、左右のSBでも出場している。そしてガーナ戦でウイングバックを経験。鈴木は次々と新たな役割を開拓し、どのポジションでも冷静なプレーでチームに貢献している。
日本代表は11月14日、国際親善試合でガーナ代表と豊田スタジアムで対戦。16分に南野拓実、60分に堂安律が得点し、2-0で勝利した。
この一戦で“またもや”評価を高めたのが、代表4キャップ目の鈴木淳之介だ。10月のブラジル戦(3-2)でのフル出場で注目を集めた22歳は、ガーナ戦でも左ストッパーで先発し、攻守で安定感抜群のパフォーマンスを披露した。75分からはプロ入り後初めて、ウイングバックでプレー。左サイドから持ち前のドリブルと的確な配球で攻撃を活性化した。
同じポジションに前田大然や佐藤龍之介らを投入する選択肢もあったなかで、森保一監督は鈴木を3-4-2-1の左ストッパーから一列前に上げる選択をした。この起用は指揮官からの信頼が表われているとも言えるだろう。その期待に、背番号25はプレーで応えた。
2022年に帝京大可児高から湘南ベルマーレに加入した当初は、インサイドハーフやアンカーとしてプレーするも、満足な出番を得られず苦戦。3年目の昨季、山口智監督によって3バックのリベロやストッパーへコンバートされ飛躍した。
今年の7月にデンマーク1部のコペンハーゲンへ完全移籍すると、4バックのCBだけでなく、左右のSBでも出場している。そしてガーナ戦でウイングバックを経験。鈴木は次々と新たな役割を開拓し、どのポジションでも冷静なプレーでチームに貢献している。
鈴木はなぜ、様々なポジションをこなせるのか。湘南時代の言葉から理由を紐解いていく。
まずは技術面だ。鈴木は両足でボールを扱う技術が高い。利き足は右だが、左足でも右足と遜色ない精度のパスを供給できる。まるで左利きかのような持ち方のドリブルもできるため、どちらのサイドでも、そしてどのポジションでも自分のプレーを維持できるのだろう。
両利きに近い技術の裏には、幼い頃からの取り組みがあると鈴木が語っていた。
「小さい頃から左右の足で蹴れるようにやっていました。小学生時代のコーチにも両足でボールを扱えるようになっておいたほうが良いと言われていた記憶があります。そのおかげかなと」
また技術面だけでなく、苦しい時期に根付いたタフな精神面も、鈴木のユーティリティ性を下支えしていると言える。湘南時代に本職の中盤で試合に絡めなかった経験から、どのポジションにも前向きに向き合う姿勢を身につけた。
出番を掴み始めた昨季のコメントで、以下のようなものがある。
「試合に出られるならどこでもいい。どのポジションでも“ありがとうございます!”って感じです」
万能性の背景には、幼少期から磨いてきた確かな技術と、湘南で身につけた泥臭いメンタルがある。これらの“初心”を忘れなければ、鈴木は今後も成長し続けられるはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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まずは技術面だ。鈴木は両足でボールを扱う技術が高い。利き足は右だが、左足でも右足と遜色ない精度のパスを供給できる。まるで左利きかのような持ち方のドリブルもできるため、どちらのサイドでも、そしてどのポジションでも自分のプレーを維持できるのだろう。
両利きに近い技術の裏には、幼い頃からの取り組みがあると鈴木が語っていた。
「小さい頃から左右の足で蹴れるようにやっていました。小学生時代のコーチにも両足でボールを扱えるようになっておいたほうが良いと言われていた記憶があります。そのおかげかなと」
また技術面だけでなく、苦しい時期に根付いたタフな精神面も、鈴木のユーティリティ性を下支えしていると言える。湘南時代に本職の中盤で試合に絡めなかった経験から、どのポジションにも前向きに向き合う姿勢を身につけた。
出番を掴み始めた昨季のコメントで、以下のようなものがある。
「試合に出られるならどこでもいい。どのポジションでも“ありがとうございます!”って感じです」
万能性の背景には、幼少期から磨いてきた確かな技術と、湘南で身につけた泥臭いメンタルがある。これらの“初心”を忘れなければ、鈴木は今後も成長し続けられるはずだ。
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