「もうひと皮むけてほしいという意図もありそう」
鈴木淳之介、ついに来たか! この前の横浜FC戦で気になる選手がいた。湘南の5番、なんか存在感あるなと思っていた。
6月シリーズを戦う森保ジャパンに初選出。凄いな、そこまでの実力者だったのか。気にはなっていたが、詳しくは分からない。あ、サッカーダイジェスト本誌の湘南担当が帰宅の準備している。「ちょっと、岩澤! まだ帰るな!」。強引に引きとめて訊いたみた。
――ワールドカップ予選の2試合が組まれた6月シリーズで初選出。担当としては驚きだった?
「国内組が中心になりそうなE-1選手権で選ばれてもおかしくないと思っていましたが、欧州組も含んだメンバーで選ばれたのは意外ですね。15節の広島戦(0-1)の後に森保一監督に話を訊いた時、『(後方から)持ち出す形や、前線にボールをつけて攻撃に厚みをもたらすプレーで良さを出せていた』と攻撃面を評価されていた一方で、『背後に走られる場面など、後手に回るシーンもあった』と課題も指摘されていたこともあって、選ばれるとしても、国内組中心のメンバーで試す形かなと思っていました」
――岩澤が考える選出理由は?
「まだ21歳と若い選手なので、代表招集を機に、もうひと皮むけてほしいという意図もありそうです。戦術面で言えば、3バックの左ストッパーが主戦場で、攻撃面に特長がある選手なので、ボールを保持する時間が長くなるはずのアジアの戦いでは、もってこいの選手なのではないでしょうか。
元々、テクニックが売りの中盤の選手で、昨季の夏頃に山口智監督によってセンターバックにコンバートされました。ドリブルで相手のプレスを剥がしながらボールを運んだり、前線の選手にクサビを入れたり、正確なフィードでサイドチェンジしたりと、攻撃面での活躍が期待できますね」
6月シリーズを戦う森保ジャパンに初選出。凄いな、そこまでの実力者だったのか。気にはなっていたが、詳しくは分からない。あ、サッカーダイジェスト本誌の湘南担当が帰宅の準備している。「ちょっと、岩澤! まだ帰るな!」。強引に引きとめて訊いたみた。
――ワールドカップ予選の2試合が組まれた6月シリーズで初選出。担当としては驚きだった?
「国内組が中心になりそうなE-1選手権で選ばれてもおかしくないと思っていましたが、欧州組も含んだメンバーで選ばれたのは意外ですね。15節の広島戦(0-1)の後に森保一監督に話を訊いた時、『(後方から)持ち出す形や、前線にボールをつけて攻撃に厚みをもたらすプレーで良さを出せていた』と攻撃面を評価されていた一方で、『背後に走られる場面など、後手に回るシーンもあった』と課題も指摘されていたこともあって、選ばれるとしても、国内組中心のメンバーで試す形かなと思っていました」
――岩澤が考える選出理由は?
「まだ21歳と若い選手なので、代表招集を機に、もうひと皮むけてほしいという意図もありそうです。戦術面で言えば、3バックの左ストッパーが主戦場で、攻撃面に特長がある選手なので、ボールを保持する時間が長くなるはずのアジアの戦いでは、もってこいの選手なのではないでしょうか。
元々、テクニックが売りの中盤の選手で、昨季の夏頃に山口智監督によってセンターバックにコンバートされました。ドリブルで相手のプレスを剥がしながらボールを運んだり、前線の選手にクサビを入れたり、正確なフィードでサイドチェンジしたりと、攻撃面での活躍が期待できますね」
――高卒4年目の今季はここまでの17試合ですべて先発。不可欠な主軸だね。
「3バックの左ストッパーとして欠かせない存在となり、持ち前の技術で攻撃の起点となっています。また、今季は守備面で成長を見せています。中盤からセンターバックにコンバートされたばかりの昨季は、一発でボールに飛び込む“ミッドフィルダーらしい守備”をしてしまい簡単に剥がされるシーンがありましたが、今季は相手の動きに合わせて対応する“ディフェンダーらしい守備”ができるようになった印象もあります。
また、13節の福岡戦(1-1)では3バックの中央で起用され、長身フォワードのウェリントンやシャハブ・ザヘディに対して空中戦で何度も勝利していました。守備面で頼もしさが増した点も、山口監督の信頼を掴んでいる要因のひとつでしょう」
【画像】敵地で豪州&大阪でインドネシアと対戦!W杯アジア最終予選ラスト2試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
「3バックの左ストッパーとして欠かせない存在となり、持ち前の技術で攻撃の起点となっています。また、今季は守備面で成長を見せています。中盤からセンターバックにコンバートされたばかりの昨季は、一発でボールに飛び込む“ミッドフィルダーらしい守備”をしてしまい簡単に剥がされるシーンがありましたが、今季は相手の動きに合わせて対応する“ディフェンダーらしい守備”ができるようになった印象もあります。
また、13節の福岡戦(1-1)では3バックの中央で起用され、長身フォワードのウェリントンやシャハブ・ザヘディに対して空中戦で何度も勝利していました。守備面で頼もしさが増した点も、山口監督の信頼を掴んでいる要因のひとつでしょう」
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