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19位・湘南に復調の兆し。原点回帰でJ1残留へ。鈴木章斗は「気づくのが遅いかもしれないけど、やり続けるだけ」

カテゴリ:Jリーグ

岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

2025年09月24日

守備改善の要因は選手のみでのミーティング

湘南のキャプテン鈴木章。惜しくも敗れた川崎戦の後、試合内容への手応えを明かした。写真:鈴木颯太朗

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 9月23日、湘南ベルマーレはJ1第31節で川崎フロンターレとホームで対戦した。

 28分、ロングボールから右サイドで起点を作られ、クロスから脇坂泰斗のヘッドで失点。80分には自陣でのパスミスでカウンターを受けた流れから、伊藤達哉のボレーで被弾した。83分にセットプレーから舘幸希のプロ初ゴールで1点を返して勢いを強めるも、追いつくことはできず、1-2で敗れた。

 川崎戦の敗北で湘南はリーグ戦で5連敗。5月11日のJ1第16節・東京ヴェルディ戦(2-0)の勝利以降、15試合で白星がなく、降格圏(18~20位)の19位に沈んでいる。最低限の目標であるJ1残留へ、非常に困難な状況だと言える。

 それでも試合後、選手や監督は下を向かなかった。川崎戦の出来に一定の手応えを得られたからだろう。
 
 山口智監督は川崎戦での選手たちのプレーぶりをこう評価する。

「今日は改めて圧を出していこうと試合に臨みました。1失点目のところは警戒していた形だったので残念ですが、90分を通して選手たちが圧を示してくれたと思います」

 ここ数試合、湘南には強度が欠けていた印象があった。ボールを奪われた後の切り替えが遅く、プレスも緩慢。自陣でブロックを組んだ際も、左右に振られると守備者がボールウォッチャーになり、簡単にスペースを空けてしまう場面も散見した。

 実際、リーグ戦の直近3試合は28節・ガンバ大阪戦(4-5)で5失点、29節・鹿島アントラーズ戦(0-3)で3失点、30節・名古屋グランパス戦(1-3)で3失点と守備の問題は結果に表われていた。

 ただ、川崎戦での湘南には“圧”があった。目の前の相手に食らいつき、絶対に負けない。そんな熱量を選手たちから感じられた。
 
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