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【リオ五輪】ブラジル戦後の選手状態は?興梠や南野、中村は上向き。一方で塩谷と岩波のCB陣は…

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年08月01日

欧州組として日々世界を体感している南野は、「ゴールでアピールしたい」と意気込む。

ブラジル相手に球際で必死に戦った南野。コンディションは上々だ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

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 リオ五輪の開幕を目前に控えた今、重視されるポイントのひとつがコンディションだ。どれだけ良い状態でピッチに立つことができるか。登録メンバー18人(久保含む)の〝仕上がり度〞を5段階で評価する。
 
<コンディションの見方>
EXCELLENT > GOOD> AVERAGE > NOT GOOD > BAD
 
【FW
興梠慎三(浦和) GOOD
チーム最年長として合流後から常にチームを牽引。プレーでは前線の基準点として攻撃の第1オプションを担い、セルジッペとの練習試合では手倉森ジャパンでの初ゴールを挙げた。フィジカルやボールキープも世界で戦える手応えを得ており、本大会での活躍に期待。
 
浅野拓磨(アーセナル) AVERAGE
途中出場したブラジル戦は「自分の特長であるスピードと裏への抜け出しが活きる場面は少なかった」と唇を噛んだ。久保が合流していないため、起用法はいまだ不透明も、耐えてしのぐのがベースの展開になると考えれば、切り札として後半から投入するのが有効か。
 
久保裕也(ヤングボーイズ) ―
スイスリーグ開幕戦で今季初ゴールを挙げるなど調子を上げていたが、同僚FWが左膝を負傷したのに伴い、所属クラブが派遣を拒否。霜田ナショナルチームダイレクターが交渉のためスイスへ飛ぶなど、出場の可能性を模索中だ。
 
【MF
遠藤 航(浦和) AVERAGE
浦和でCBとしてプレーしている分、ボランチの感覚を微調整している段階だろう。ブラジル独特の間合いを差し引いても、ボールホルダーへのプレッシャーがまだまだ甘い印象がある。ナイジェリア戦に向けキャプテンとしてチームを盛り立て、「一体感」を高めたい。

大島僚太(川崎) AVERAGE
ブラジル入り後、発熱と下痢で練習を3日間欠席。ブラジル戦の前日練習まで別メニューだったが、ブラジル相手にブランクを感じさせないプレーを見せるほどコンディションは回復。初戦のナイジェリア戦に向けてさらに状態を上げられればチームにとって頼もしい。

南野拓実(ザルツブルク/オーストリア) GOOD
ブラジル相手に球際で必死に戦い、果敢にドリブル突破を仕掛ける姿は好印象だ。欧州組として日々世界を体感しているメンタルは、久保が合流していない今、手倉森ジャパンにとって心の拠り所のひとつ。「ゴールでアピールしたい」と話し、得点の時が待たれる。
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