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韓国との最終決戦。優勝がかかる大一番でピッチに立つために。中国戦でアピールできたのは? 田中聡、綱島悠斗、そしてもう1人は…【E-1】

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2025年07月13日

「うまくあいつが決めてくれてラッキーです」

ボランチで躍動した田中。鋭い縦パスで細谷の先制点をアシストした。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 森保ジャパンはE-1選手権の第2戦で中国と戦い、細谷真大(柏)と望月ヘンリー海輝(町田)の得点により、2-0の勝利を飾った。

 5バックで守備を固めながら、前線のジャン・ユーニンなどに当てて速攻を仕掛けてくる中国に対して、GK早川友基(鹿島)の好セーブに救われるシーンもあるなど、簡単な試合ではなかった。

 それでも森保一監督がすべての選手にチャンスを与えたいという方針のもと、完全ターンオーバーで臨み、ボランチの田中聡(広島)と宇野禅斗(清水)など、過半数の選手が代表デビューだったことを考えれば、上々の結果とも言える。

 初戦の香港戦も6-1で勝利している日本は、これで2連勝となり、中2日で地元の韓国との決戦に挑む。優勝がかかるこの一戦に出場するためのチャンスを、中国戦で掴んだのは誰か。

 早川はA代表定着に向けて大きなアピールになったと考えられるが、韓国戦はここまで唯一の未出場の大迫敬介(広島)が起用されるはず。その他のスタメン組で、韓国戦につながる活躍を見せたのが田中だ。

 左足の縦パスから細谷の先制ゴールをアシストしただけでなく、中盤のボール奪取やファーストパス、セカンドボールの回収などでも存在感を示した。
 
「意外と緊張しなかったし、良いメンタルで試合に臨めた」という田中。アシストに関しては「けっこう強引なパスというか、何とか自分もゴールに直結するパス、とりあえず真大に当てようと思って出したので、うまくあいつが決めてくれてラッキーです」と語る。

 細谷とはU-19代表やパリ五輪世代として一緒に活動していて、イメージを分かり合っているのは、慣れないメンバーが多いなかで田中の助けになったようだ。

 欧州移籍により辞退した川﨑颯太(京都)に代わる追加招集だが、Jリーグで2か月間の離脱を強いられて、7月5日のファジアーノ岡山戦で復帰して、45分間プレーしたばかり。それでも堂々とした立ち居振る舞いで、宇野とのフレッシュなコンビにも違和感がなかった。

 韓国戦のスタメンは、中国戦で出番のなかった川辺駿(広島)と後半から田中と交代した稲垣祥(名古屋)のセットが想定できるが、そこに田中が食い込んでもおかしくない。勝負どころでの投入もあるだろう。
 
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