「やっと自分を表現できている」オランダに降り立って1年半、22歳アタッカーは“日本人好き監督”の下でバージョンアップを遂げた「いろいろといじってくる」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年05月06日
スタイン政権発足後、連続スタメン出場を継続中
スパルタ・ロッテルダムは5月4日、トゥベンテとのホームゲームを0-2で落とし、無敗記録は7試合で途切れた。オランダリーグ31節を終え、スパルタは11位、トゥベンテは5位だ。
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この日、左ウイングとして69分間プレーした三戸舜介は試合後のミックスゾーンで「失点のところで自分が関与した。プレー自体もそんなに良くなかった。出来としては本当に良くなかったです」と悔しそうに語った。
0-0で迎えた42分、トゥベンテの右ウイング、ダーン・ロッツのドリブルを止められず、相手に攻撃の起点を作ることを許してしまった三戸は、その直後にゴール前で相手MFミハル・サディレクの動きを見失なってしまい、先制ゴールを決められてしまった。これには三戸も左手を上げて味方に謝っていた。
「最初、あそこで(ロッツとのデュエルに)負けてしまったのが自分の甘さ。それから相手がゴールを決める直前のところで、(サディレクの動きと逆側に動いて)行って外されちゃった。なんて言ったらいいんですかね......(長い沈黙)。自分のミスというか。それが相手ゴールにつながってしまった」
トゥベンテ戦での自身のパフォーマンスに納得いかぬ表情の三戸だったが、後半開始早々にはビッグプレーを披露した。48分、左サイドでボールを持った三戸はトゥベンテの右SBバルト・ファンローイとCBメース・ヒルガースのダブルマークを切れ味鋭いフェイントで振り切ってペナルティエリアの中に侵入し、さらにMFマティアス・キェレをも抜き去って決定機を作った。しかし三戸のクロスは味方と合わなかった。
「今日一番、良かったプレーだったと思います。あそこまで行ったらゴールに関与したかったです。あんまり中の状況が見えてなかったですけれど、ストライカーの選手(トビアス・ラウリツェン)にさっき訊いたらフリーだったと言ってました。でも僕は見えてなくって、キーパーの横にクロスを入れたら味方に合うかもしれないと思って出したんですが、誰もいなかった」
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この日、左ウイングとして69分間プレーした三戸舜介は試合後のミックスゾーンで「失点のところで自分が関与した。プレー自体もそんなに良くなかった。出来としては本当に良くなかったです」と悔しそうに語った。
0-0で迎えた42分、トゥベンテの右ウイング、ダーン・ロッツのドリブルを止められず、相手に攻撃の起点を作ることを許してしまった三戸は、その直後にゴール前で相手MFミハル・サディレクの動きを見失なってしまい、先制ゴールを決められてしまった。これには三戸も左手を上げて味方に謝っていた。
「最初、あそこで(ロッツとのデュエルに)負けてしまったのが自分の甘さ。それから相手がゴールを決める直前のところで、(サディレクの動きと逆側に動いて)行って外されちゃった。なんて言ったらいいんですかね......(長い沈黙)。自分のミスというか。それが相手ゴールにつながってしまった」
トゥベンテ戦での自身のパフォーマンスに納得いかぬ表情の三戸だったが、後半開始早々にはビッグプレーを披露した。48分、左サイドでボールを持った三戸はトゥベンテの右SBバルト・ファンローイとCBメース・ヒルガースのダブルマークを切れ味鋭いフェイントで振り切ってペナルティエリアの中に侵入し、さらにMFマティアス・キェレをも抜き去って決定機を作った。しかし三戸のクロスは味方と合わなかった。
「今日一番、良かったプレーだったと思います。あそこまで行ったらゴールに関与したかったです。あんまり中の状況が見えてなかったですけれど、ストライカーの選手(トビアス・ラウリツェン)にさっき訊いたらフリーだったと言ってました。でも僕は見えてなくって、キーパーの横にクロスを入れたら味方に合うかもしれないと思って出したんですが、誰もいなかった」
反省しきりの三戸だったが、最近の彼は跳躍力を活かしてエアバトルに勝ったり、球際で身体ごとぶつかりに行ったり、ずいぶんとプレーに逞しさが出てきた。
「失点のところで(デュエルに)負けちゃったのはいけませんが、以前の僕だったら見ていたと思う。今の監督になってから球際を競りに行くようにしています。さらに勝ち切る力をつけたいです」
「今の監督」とはマウリス・スタインのこと。今季前半戦、出場機会が乏しかった三戸は昨年11月、スタインが監督に就くと自信を取り戻し12月のNEC戦から13試合連続で先発。4月12日のヘーレンフェーン戦は怪我で欠場したが、次のアヤックス戦(1-1。三戸は67分間プレー)、今回のトゥベンテ戦とスタメン出場を続けている。
「自分も、怪我明けのアヤックス戦はベンチスタートだと思っていた。フルで練習に合流したのは試合の2日前。しかも最後のゲーム形式の練習は少ししか出なかったんです。それでも監督はスタメンで僕を使ってくれるので、期待に応えないといけない」
「失点のところで(デュエルに)負けちゃったのはいけませんが、以前の僕だったら見ていたと思う。今の監督になってから球際を競りに行くようにしています。さらに勝ち切る力をつけたいです」
「今の監督」とはマウリス・スタインのこと。今季前半戦、出場機会が乏しかった三戸は昨年11月、スタインが監督に就くと自信を取り戻し12月のNEC戦から13試合連続で先発。4月12日のヘーレンフェーン戦は怪我で欠場したが、次のアヤックス戦(1-1。三戸は67分間プレー)、今回のトゥベンテ戦とスタメン出場を続けている。
「自分も、怪我明けのアヤックス戦はベンチスタートだと思っていた。フルで練習に合流したのは試合の2日前。しかも最後のゲーム形式の練習は少ししか出なかったんです。それでも監督はスタメンで僕を使ってくれるので、期待に応えないといけない」