「自分のタイプが変わってきた」オランダで躍動する22歳アタッカーが明かした“アルビ時代からの変化と進化”。「こんなにガンガンじゃなかった」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年02月09日
「ホント、つい最近までは“足下”でプレーしたい人でした」
デ・カイプの愛称で知られるスタディオン・フェイエノールトの雰囲気は、ヨーロッパサッカー界の中でも至極のものだと言われている。今から1年前、スパルタはその雰囲気に呑まれて0-2の完敗を喫した。日本人アタッカーの斉藤光毅(現QPR)、三戸舜介は共に力を発揮できぬまま、ふたり揃って72分に退いた。初めてデ・カイプでプレーした印象を当時、三戸に尋ねてみると、こういう答えが返ってきた。
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「あれはすごかったですね。あの雰囲気は初めて。これまで感じたことのないものでした。人がいっぱい入ってましたし、一気に“アウェー感”を感じました。プレーしていて鳥肌が立ちました。一気にワーってなる瞬間がもうたまんない。スッゲーってなりますね」
2月8日、再び三戸はデ・カイプのピッチに降り立った。結果は0-3と昨季よりスコアは悪かったものの、今季のスパルタは中盤で主導権を握ったり、前線からプレスを果敢にかける時間帯を作るなど、昨季よりシンパシーを感じるサッカーを披露した。左ウイングを務める三戸は、攻撃ではスピードとアジリティを活かしたドリブルでフェイエノールトの最終ラインの裏を再三突き、守備ではスタミナを切らすことなくプレスをかけ続け、時にはひとりでボールを奪い切った。
「昨年と比べて自分の持ち味を出すことができ、強度の面でも成長を感じたのは確かです。去年は本当に何もできなかった。このスタジアムに呑まれたというか、『怖かった』というイメージしかない。今年もスタジアム自体は『すごいな』と思いましたけれど、そこに呑まれることはなかった。チームは負けてしまったし、自分にもチャンスがありながら決めれませんでしたが、チャンスを生み出したり、自分で(ドリブルで)持っていけるところもあったので、そこは成長できたかなと思います」
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「あれはすごかったですね。あの雰囲気は初めて。これまで感じたことのないものでした。人がいっぱい入ってましたし、一気に“アウェー感”を感じました。プレーしていて鳥肌が立ちました。一気にワーってなる瞬間がもうたまんない。スッゲーってなりますね」
2月8日、再び三戸はデ・カイプのピッチに降り立った。結果は0-3と昨季よりスコアは悪かったものの、今季のスパルタは中盤で主導権を握ったり、前線からプレスを果敢にかける時間帯を作るなど、昨季よりシンパシーを感じるサッカーを披露した。左ウイングを務める三戸は、攻撃ではスピードとアジリティを活かしたドリブルでフェイエノールトの最終ラインの裏を再三突き、守備ではスタミナを切らすことなくプレスをかけ続け、時にはひとりでボールを奪い切った。
「昨年と比べて自分の持ち味を出すことができ、強度の面でも成長を感じたのは確かです。去年は本当に何もできなかった。このスタジアムに呑まれたというか、『怖かった』というイメージしかない。今年もスタジアム自体は『すごいな』と思いましたけれど、そこに呑まれることはなかった。チームは負けてしまったし、自分にもチャンスがありながら決めれませんでしたが、チャンスを生み出したり、自分で(ドリブルで)持っていけるところもあったので、そこは成長できたかなと思います」
長身ストライカーのヘッドから抜け出してシュートを打ったり、MFのロングパスを左サイドのスペースで受けると、ノートラップで左足のクロスを蹴り込んだり、敵の最終ラインをフリーランニングで攻略する。それが今の三戸舜介だ。
「自分が試合に出始めてから、今のチームがやりたいサッカーがやっと分かってきた。(チームメイトの)フリックだったり、背後へのボールだったり、こう来たらこう、という意思疎通が自分の中にあります。『背後、背後』と言われるので、そこを意識していたら自ずとボールが来ます。今日もそうでした」
三戸の得意なプレーのひとつが、ライン間でボールを受けること。足下でパスを受けてから、味方を生かしたり、自分で局面を打開したりすることができる。しかし今は縦に走り、敵の背後で強みを発揮するプレーヤーに転身した。
「ホント、つい最近までは“足下”でプレーしたい人でした。アルビレックス新潟でつなぐプレーをしていたぶん、こんなにガンガン背後に走ることはなかった。もちろん局面によっては(新潟時代にも)あったかもしれませんが、基本的には間でボールを受けていた。サイドでは裏に抜けるのではなく、ボールをもらってそこから仕掛けるというのが多かった。だから、そこまで走るということは(日本では)なかったですけれど、ここ最近は走行距離が増えてきたらしいです。自分もタイプが変わってきたんだなと思います」
「自分が試合に出始めてから、今のチームがやりたいサッカーがやっと分かってきた。(チームメイトの)フリックだったり、背後へのボールだったり、こう来たらこう、という意思疎通が自分の中にあります。『背後、背後』と言われるので、そこを意識していたら自ずとボールが来ます。今日もそうでした」
三戸の得意なプレーのひとつが、ライン間でボールを受けること。足下でパスを受けてから、味方を生かしたり、自分で局面を打開したりすることができる。しかし今は縦に走り、敵の背後で強みを発揮するプレーヤーに転身した。
「ホント、つい最近までは“足下”でプレーしたい人でした。アルビレックス新潟でつなぐプレーをしていたぶん、こんなにガンガン背後に走ることはなかった。もちろん局面によっては(新潟時代にも)あったかもしれませんが、基本的には間でボールを受けていた。サイドでは裏に抜けるのではなく、ボールをもらってそこから仕掛けるというのが多かった。だから、そこまで走るということは(日本では)なかったですけれど、ここ最近は走行距離が増えてきたらしいです。自分もタイプが変わってきたんだなと思います」