• トップ
  • ニュース一覧
  • 今春から浦和ユースを率いる“監督・阿部勇樹”のプレミア初采配に密着! 流経大柏を相手に惜敗も「挑戦者として全力を注ぐ」

今春から浦和ユースを率いる“監督・阿部勇樹”のプレミア初采配に密着! 流経大柏を相手に惜敗も「挑戦者として全力を注ぐ」

カテゴリ:日本代表

河野 正

2025年04月06日

選手権準Vの強豪に食らいつくも一歩及ばず

2021年に現役を退いた阿部監督。43歳の新たなチャレンジがスタートした。写真:河野正

画像を見る

 高円宮杯U-18プレミアリーグEASTが4月5日に開幕。浦和駒場スタジアムなどで2試合が行なわれ、プリンスリーグ関東から4年ぶりに昇格した浦和レッズユース(埼玉)は、昨年度の第103回全国高校選手権準優勝の流経大柏(千葉)に1-2で惜敗し、復帰第1戦を飾れなかった。
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!

 浦和ユースはともに浦和レッズジュニアユースの主力として、昨年末の高円宮杯第36回全日本U-15選手権を制したMF和田武士とCB松坂碧生に加え、MF宮崎叶の3人の1年生が先発に名を連ねた。

 2013年に高校チームとして初めてプレミアリーグ・ファイナルを制した4-4-2の流経大柏は、昨季のプレミアリーグEASTで4位。途中出場ながら全国高校選手権の全5試合でピッチに立ったMF安藤晃希(3年)、準決勝など3試合に交代出場した主将のアンカー島谷義進(3年)が中盤で攻撃をリードした。

 4-2-3-1の浦和ユースは序盤、FKやCKから決定的な場面を作られながらも無失点で凌いでいたが、33分に安藤からFW大藤颯太(3年)を経由し、最後はFW金子琉久(3年)に先制点を決められた。その後も前半はほぼ相手のペースで進み、3度のピンチを招いた。
 
 今季から浦和ユースの指揮を執る阿部勇樹監督は、「押し込まれたことで、気持ちが少しずつ後ろ後ろに向き、消極的な守りになってしまった。それで攻撃にパワーを出せなかったですね」と決定機1度、シュート2本に終わった前半を振り返った。

 浦和ユースは後半18分、ボールロストから金子の中距離弾でリードを広げられた。しかし2点を追う立場になったことで吹っ切れたのか、中村虎太郎と交代出場の高橋温郎(ともに2年)の両ウインガーが、両外からスピード豊かに進撃。30分に左SB田中一信、(3年)が決定的なシュートを放つなど、主導権を奪い返した。

 32分には中村の突破からPKを獲得すると自ら沈めて1点差。2分後にも縦パスを預かった高橋が強シュートをお見舞いしたが、GKの好守に阻まれ追いつけなかった。
【関連記事】
浦和レッズでプロになった“早熟の天才”。28歳で現役を引退してからクラブ代表として辣腕を振るうまで
帝京で選手権連覇、大人気企業の社員からプロへ、内緒で教員試験に合格…波瀾万丈キャリアを歩んだ元Jリーガーが地元・埼玉で貫くイズム
「卒業後は一流企業に入るものと…」J創成期の“元浦和レッズ戦士”が慶大教授へと転身を遂げるまで。教え子・武藤とのミラクルな秘話も
「俺が市議選に出る!」プロの世界で挫折を味わった“元浦和レッズ戦士”はいかにして政治家へと転身したのか。「なんでもトライしたい性分なので」【波瀾万丈物語】
鳴り物入りでFC東京入団も出場ゼロで引退…。怪我に泣いた男が波瀾万丈キャリアを経て“敏腕実業家”の成功を掴むまで

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ