途中出場で躍動。チームを怒涛の反攻へ導く
3月9日の対ゴー・アヘッド・イーグルス戦。後半アディショナルタイムに入り、スコアは1-3。しかもNECはMFラッセ・ショーネが50分に退場し、ずっと10人で戦っていた。そんな劣勢のなか、ストライカーの塩貝健人は集中を切らすことなく、左サイドバックのトーマス・アウウェヤンのクロスをニアポストで完璧にヘッドで合わせ、オランダリーグ2ゴール目を挙げた。
【動画】塩貝健人が“完璧ヘッド”でエールディビジ2点目をゲット!(ゴールは8分27秒~)
「僕はヘディングシュートがあまり得意じゃないんです。ジャンプで飛べるぶん、中で待っちゃったりして。でも、『今日はニアに飛び込もう』と適当に突っ込んでいったら、ボールが止まって見えました。あとは集中して(ヘッドで)ボールをとらえた。良い得点でした」
昔、野球界には「ボールが止まって見える」と言った打撃の神様がいた。塩貝がそう思えたフィーリングとは?
「そのぐらい集中していた。完璧なボールが来たので、良い形でちゃんと下に叩けてコースも良かった。やっぱり運的な要素もあるとは思うんですけれど、そういう運を引き寄せる行動をしてきたと思うので、それを継続していきたい」
【動画】塩貝健人が“完璧ヘッド”でエールディビジ2点目をゲット!(ゴールは8分27秒~)
「僕はヘディングシュートがあまり得意じゃないんです。ジャンプで飛べるぶん、中で待っちゃったりして。でも、『今日はニアに飛び込もう』と適当に突っ込んでいったら、ボールが止まって見えました。あとは集中して(ヘッドで)ボールをとらえた。良い得点でした」
昔、野球界には「ボールが止まって見える」と言った打撃の神様がいた。塩貝がそう思えたフィーリングとは?
「そのぐらい集中していた。完璧なボールが来たので、良い形でちゃんと下に叩けてコースも良かった。やっぱり運的な要素もあるとは思うんですけれど、そういう運を引き寄せる行動をしてきたと思うので、それを継続していきたい」
相手チームのゴー・アヘッド・イーグルスは強豪PSVを相手にKNVBカップ準決勝で2-1、オランダリーグで3-2と連破して、この日のNEC戦を迎えていた。しかも、彼らは昨季のプレーオフでNECを下してカンファレンスリーグ予選出場権を掴んだうえ、昨年12月の対戦ではNECを5-0で血祭りにあげた。
得意意識があるのか今回の対戦でもゴー・アヘッド・イーグルスのワンサイドゲームとなり、NECは攻撃の糸口すら見つけることができず、0-2のビハインドを負っていた。先発したブライアン・リンセンに代わり、67分から塩貝がピッチに入ったのは、そんな苦しい時間帯だった。
パスワークが分断されたNECにとって、塩貝のフィジカルが頼りになった。この日、11セーブの活躍をしたGKロビン・ローフスが前線に大きくパントキックを蹴り込むと、左サイドライン際で塩貝が空中戦に競り勝ち、落ちついたキープから味方にパスをつなぎ、右SBペレイラの追い上げ弾の起点になった。
「あそこで競り勝てなかったらカウンターを食らってしまうので、敵に身体ごと当たりに行きました。めちゃくちゃ(なことを)やってたと思う。今日は良い感じにボールが収まった。途中出場で試合に出るからには、ああいうプレーが大事なのかなと思います。今日はその役目を果たせました」
得意意識があるのか今回の対戦でもゴー・アヘッド・イーグルスのワンサイドゲームとなり、NECは攻撃の糸口すら見つけることができず、0-2のビハインドを負っていた。先発したブライアン・リンセンに代わり、67分から塩貝がピッチに入ったのは、そんな苦しい時間帯だった。
パスワークが分断されたNECにとって、塩貝のフィジカルが頼りになった。この日、11セーブの活躍をしたGKロビン・ローフスが前線に大きくパントキックを蹴り込むと、左サイドライン際で塩貝が空中戦に競り勝ち、落ちついたキープから味方にパスをつなぎ、右SBペレイラの追い上げ弾の起点になった。
「あそこで競り勝てなかったらカウンターを食らってしまうので、敵に身体ごと当たりに行きました。めちゃくちゃ(なことを)やってたと思う。今日は良い感じにボールが収まった。途中出場で試合に出るからには、ああいうプレーが大事なのかなと思います。今日はその役目を果たせました」