「自分はまだ19歳で無理も利く。いろんなものを吸収したい」
2月1日のPSV戦(3-3)で、NECの塩貝健人は相手DFからGKへのバックパスをインターセプトして、2-3の追い上げ弾を決めた。その残像は2週間経ってもサポーターにハッキリと残っている。
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16日のアルメレ・シティ戦、1-1で迎えた66分だ。ブライアン・リンセンに代わって塩貝がピッチに入ってすぐ、DFからGKへのバックパスを塩貝が追っただけでゴール裏のサポーターは一斉に沸いた。しかし、その後の塩貝は前線で孤立し、なかなかボールに触れない。試合が2-2の引き分けに終わると、塩貝はしばし俯いたまま、動くことができなかった。そのときの心境を問うと、塩貝はこう答えた。
「いつもより今日はちょっと長めに出たので、絶対に結果を残したかったが、難しかった。“あの中でも”点を取れるようにならないといけない。決めたかったですね」
欧州ルーキーイヤーの今季、塩貝はオランダリーグに14試合に出場しているが、そのすべてが途中出場。アルメレ・シティ戦では、67分から投入された昨年12月の対スパルタ戦(1-1)より1分早く出場機会が回ってきた。スパルタ戦ではアシストを記録したが、この日のNECは中盤がまったく機能せず、塩貝のところまでほとんどボールが届かなかった。
とはいえ、このような試合展開はサッカー人生で何度も起こり得ること。だからこそ、塩貝は“あの中でも”、つまり味方のパスワークが定まらず、前線で孤立した状態でもワンチャンスを掴んで得点できるようなストライカーにならないといけない、と自戒を込めたのだろう。
19歳の塩貝にとって学ぶべきストライカーが2人、NECにいる。日本代表の小川航基(アルメレ・シティ戦は太ももの負傷で欠場。関係者によると1、2週間で戦列復帰)と、オランダリーグの複数クラブでゴールを取り続け、浦和レッズでもプレーしたブライアン・リンセンだ。塩貝は日頃、2人の経験豊富なストライカーからどんなことを学ぼうとしているのだろうか?
「リンセンには経験がある。彼はフェイエノールトでたくさん点を取った選手だし、自分にはない経験値があり、それが間違いなくプレーに出ている。そこは盗むべきところ。逆に(小川)航基くんは今、一番勢いがあって、ずっと日本代表に入っている。ヘディングは航基くんの武器だと思う。2人から盗めるところはたくさんある。自分はまだ19歳で無理も利くし、ここでいろんなものを吸収して、この先につなげることが大事だと思います。日頃から注目して2人の動きを見ています」
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16日のアルメレ・シティ戦、1-1で迎えた66分だ。ブライアン・リンセンに代わって塩貝がピッチに入ってすぐ、DFからGKへのバックパスを塩貝が追っただけでゴール裏のサポーターは一斉に沸いた。しかし、その後の塩貝は前線で孤立し、なかなかボールに触れない。試合が2-2の引き分けに終わると、塩貝はしばし俯いたまま、動くことができなかった。そのときの心境を問うと、塩貝はこう答えた。
「いつもより今日はちょっと長めに出たので、絶対に結果を残したかったが、難しかった。“あの中でも”点を取れるようにならないといけない。決めたかったですね」
欧州ルーキーイヤーの今季、塩貝はオランダリーグに14試合に出場しているが、そのすべてが途中出場。アルメレ・シティ戦では、67分から投入された昨年12月の対スパルタ戦(1-1)より1分早く出場機会が回ってきた。スパルタ戦ではアシストを記録したが、この日のNECは中盤がまったく機能せず、塩貝のところまでほとんどボールが届かなかった。
とはいえ、このような試合展開はサッカー人生で何度も起こり得ること。だからこそ、塩貝は“あの中でも”、つまり味方のパスワークが定まらず、前線で孤立した状態でもワンチャンスを掴んで得点できるようなストライカーにならないといけない、と自戒を込めたのだろう。
19歳の塩貝にとって学ぶべきストライカーが2人、NECにいる。日本代表の小川航基(アルメレ・シティ戦は太ももの負傷で欠場。関係者によると1、2週間で戦列復帰)と、オランダリーグの複数クラブでゴールを取り続け、浦和レッズでもプレーしたブライアン・リンセンだ。塩貝は日頃、2人の経験豊富なストライカーからどんなことを学ぼうとしているのだろうか?
「リンセンには経験がある。彼はフェイエノールトでたくさん点を取った選手だし、自分にはない経験値があり、それが間違いなくプレーに出ている。そこは盗むべきところ。逆に(小川)航基くんは今、一番勢いがあって、ずっと日本代表に入っている。ヘディングは航基くんの武器だと思う。2人から盗めるところはたくさんある。自分はまだ19歳で無理も利くし、ここでいろんなものを吸収して、この先につなげることが大事だと思います。日頃から注目して2人の動きを見ています」
MF佐野航大はよく「航基くんはボールをつい出したくなるようなところに動くんですよね」と語っていた。小川のオフ・ザ・ボールの動きは、塩貝もよく観察しているはずだ。
「(小川は)賢いと思う。あんまりパワーがあるという感じではない。フリーで、周りに相手がいない状況を作るのが上手いし、ヘディングに競り勝つ力強さがある。いろいろタイミングを考えてやっているんだなというのが、すごく伝わってくる。逆に僕は考えてポジショニングを取るというのが得意ではない。どっちかというと自分の周りの数メートルの間合いで、身体の強さを活かしたプレーが得意です。
航基くんの『フリーで受ける』というところを真似できたら、そこからの推進力というのは僕のほうがあると思う。僕は僕のスタイルがあるし、航基くんは航基くんのスタイルがあると思うので、全部が全部真似するわけではないですけれど、航基くんのような動きができて損はないですし、実際に自分のプレーに活きてくるはずです」
「(小川は)賢いと思う。あんまりパワーがあるという感じではない。フリーで、周りに相手がいない状況を作るのが上手いし、ヘディングに競り勝つ力強さがある。いろいろタイミングを考えてやっているんだなというのが、すごく伝わってくる。逆に僕は考えてポジショニングを取るというのが得意ではない。どっちかというと自分の周りの数メートルの間合いで、身体の強さを活かしたプレーが得意です。
航基くんの『フリーで受ける』というところを真似できたら、そこからの推進力というのは僕のほうがあると思う。僕は僕のスタイルがあるし、航基くんは航基くんのスタイルがあると思うので、全部が全部真似するわけではないですけれど、航基くんのような動きができて損はないですし、実際に自分のプレーに活きてくるはずです」