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豪州戦に挑む森保J、気になる両ワイドの人選。三笘&伊東でスタートから一気に畳みかけるのも面白い。堂安は? シャドーの組み合わせも楽しみ

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年10月14日

個のバトルの機会は確実に多くなる

ウイングバックとシャドーで計算できる堂安。目に見える結果にも期待したい。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、4連勝がかかる10月15日のオーストラリア戦が目前に迫ってきた。

 現地10日のサウジアラビア戦(2-0)直後にチャーター便で帰国した日本代表選手たちは、12日から全体練習を実施。試合会場の埼玉スタジアム2002で行なわれた13日には、前日に別メニューだった三笘薫(ブライトン)と上田綺世(フェイエノールト)も合流。27人全員が臨戦態勢に入っている。

「(オーストラリアと)ミラーゲームになったら当然、チームの戦術の質と個人の質、2つの部分で差が開いてくると思うので、ある意味、個人のテストであり、チーム完成度のテストにもなるのかなと思います」と久保建英(レアル・ソシエダ)が語っていたように、ここで4連勝できるか否かは今後の展開に大きく影響すると言っていい。

 オーストラリアもトニー・ポポヴィッチ監督体制の初陣だった10日の中国戦で、リスタートの鋭さや高さ、パンチ力などのストロングを発揮して3-1の逆転勝ち。浮上のきっかけを掴みつつある。それだけに、日本としては今、ここでしっかりと叩いておくことが肝心なのだ。
 
 そこで気になるのは、森保一監督が送り出す陣容だ。9月の2連戦を振り返ると、中国戦からバーレーン戦に向けてスタメン半数程度を変更するのではないかという見方もあったが、蓋を開けてみると久保と鎌田大地(クリスタル・パレス)を入れ替えただけ。今回も「勝っている時はチームを変えない」という定石通り、ほぼ固定メンバーで行くと見られる。

 となれば、ウイングバックも三笘と堂安律(フライブルク)のコンビが確実。2人はサウジ戦でも鎌田の先制点をお膳立てする良い働きを見せているし、攻守両面でのハードワークも光っている。

 久保も「オーストラリアとはミラーゲーム」と指摘している通り、同じ3-4-2-1で組み合えば、個のバトルの機会は確実に多くなる。三笘が得意のドリブルで抜いてフィニッシュに持ち込むシーンは確実に増えるのだ。

「後ろで数的優位を作りながらビルドアップができるかというところもそうだし、マンツーマンでも1人剥がせばチャンスになると思うので、分かりやすい。個の戦いで差をつけなければいけない相手だと思います」と三笘本人も強調。2022年のカタールW杯出場を決めたオーストラリア戦でのインパクトを上回るような打開力を前面に押し出し、攻撃をけん引する構えだ。
 
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