手応えは「あまりない」
18試合(1555分)・1得点。
24試合を終えて10勝3分11敗で12位ながら昇格プレーオフ圏内とは勝点6差(消化試合もひとつ少ない)で、総得点はリーグ6位タイに付ける福島において、今季、川崎からレンタルで加入した19歳・松長根悠仁は右SBとしてしっかり出場を続けている。
それでもここまでの手応えは「あんまりないです」というのが、率直な想いだという。
川崎から同じく福島へレンタル加入し、21試合・5得点の成績を残しているMF大関友翔への良い意味でのライバル意識もあるようだ。
「すでに5点取っている人もいますからね。もっとやんなきゃいけないなって思ってます」
川崎U-18では主にCBを務め、179センチ・75キロの体格を鑑み、昨季のプロ入り後に本格的にSBへ転向した松長根にとって直近の課題は攻撃面にあるようだ。
「攻撃のところでは最後の質。クロスもそうですけど、そういうところの質をもっと上げないといけないと考えています」
クロス練習は川崎時代から精力的に続けてきたが「そう簡単には上手くならないですね」と苦笑いを浮かべる。
【動画】寺田監督らからのメッセージ
24試合を終えて10勝3分11敗で12位ながら昇格プレーオフ圏内とは勝点6差(消化試合もひとつ少ない)で、総得点はリーグ6位タイに付ける福島において、今季、川崎からレンタルで加入した19歳・松長根悠仁は右SBとしてしっかり出場を続けている。
それでもここまでの手応えは「あんまりないです」というのが、率直な想いだという。
川崎から同じく福島へレンタル加入し、21試合・5得点の成績を残しているMF大関友翔への良い意味でのライバル意識もあるようだ。
「すでに5点取っている人もいますからね。もっとやんなきゃいけないなって思ってます」
川崎U-18では主にCBを務め、179センチ・75キロの体格を鑑み、昨季のプロ入り後に本格的にSBへ転向した松長根にとって直近の課題は攻撃面にあるようだ。
「攻撃のところでは最後の質。クロスもそうですけど、そういうところの質をもっと上げないといけないと考えています」
クロス練習は川崎時代から精力的に続けてきたが「そう簡単には上手くならないですね」と苦笑いを浮かべる。
【動画】寺田監督らからのメッセージ
一方、守備では的確な対応が光るが、こちらも自身のハードルは高いようだ。
「粘り強く守るところには手応えもありますが、この前の試合などでは、ヘディングで競り負けるシーンもありました。そういうところもやっていかないといけないですよね」
初めてのひとり暮らしで料理にも挑戦しているという福島では、自分の映像を何度も見返し、「こうしたほうが良かったのかな」と自問自答しながら、CBや同じサイドのチームメイトに、自分のプレーはどうすべきか意見をもらい、アップデートを繰り返す日々。それでも「本当に温かく迎えてくれた」というチームの雰囲気に上手く順応し、充実した毎日を送っているようだ。
さらに川崎時代にはコーチとして師事し、今季は福島の新指揮官に就任した寺田周平監督が志向する4-3-3をベースに技術を大事にした、ボールを握って主体的に攻めるサッカーは、川崎スタイルと似ている部分もあり、SBとして大事なタスクを担っている。
「周平さんのサッカーは、自分たちもやっていて楽しいですし、見ている方たちにも楽しんでもらえているんじゃないかなと感じています。
そのなかでサイドバックの仕事はビルドアップ時のポジショニングや、攻撃時の絡み方、クロスの上げ方、そして守備でも前に出られる時は出ていってほしいと求められているので、運動量もかなり多いのかなと。でも90分、攻守に走り切って、技術力を落とさずにプレーできるようになりたいですし、多くのタスクに向き合いながら難しさを感じる部分もありますが、やりがいはすごくあって、成長にもつながっているという実感もありますね」
改めて試合前には、昨季の川崎での先輩である右SB山根視来(現ロサンゼルス・ギャラクシー)のプレー動画を見ることが多いという。
タフに戦い、川崎で培った技術力も活かす。新世代の右SBへの進化を期す。
【画像】現地で日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
「粘り強く守るところには手応えもありますが、この前の試合などでは、ヘディングで競り負けるシーンもありました。そういうところもやっていかないといけないですよね」
初めてのひとり暮らしで料理にも挑戦しているという福島では、自分の映像を何度も見返し、「こうしたほうが良かったのかな」と自問自答しながら、CBや同じサイドのチームメイトに、自分のプレーはどうすべきか意見をもらい、アップデートを繰り返す日々。それでも「本当に温かく迎えてくれた」というチームの雰囲気に上手く順応し、充実した毎日を送っているようだ。
さらに川崎時代にはコーチとして師事し、今季は福島の新指揮官に就任した寺田周平監督が志向する4-3-3をベースに技術を大事にした、ボールを握って主体的に攻めるサッカーは、川崎スタイルと似ている部分もあり、SBとして大事なタスクを担っている。
「周平さんのサッカーは、自分たちもやっていて楽しいですし、見ている方たちにも楽しんでもらえているんじゃないかなと感じています。
そのなかでサイドバックの仕事はビルドアップ時のポジショニングや、攻撃時の絡み方、クロスの上げ方、そして守備でも前に出られる時は出ていってほしいと求められているので、運動量もかなり多いのかなと。でも90分、攻守に走り切って、技術力を落とさずにプレーできるようになりたいですし、多くのタスクに向き合いながら難しさを感じる部分もありますが、やりがいはすごくあって、成長にもつながっているという実感もありますね」
改めて試合前には、昨季の川崎での先輩である右SB山根視来(現ロサンゼルス・ギャラクシー)のプレー動画を見ることが多いという。
タフに戦い、川崎で培った技術力も活かす。新世代の右SBへの進化を期す。
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