ミラン番記者の現地発・本田圭佑「わざと6位に入らないようにしている? 邪魔ばかりするオーナー、プレーも姿勢も二流の選手たち……全てが微妙で不確定なミラン」

カテゴリ:連載・コラム

マルコ・パソット

2016年05月10日

欧州へ行くにはローマかユベントスに勝つこと…非常に難しい。

6位は比較的容易に果たせる目標のはずだったが、最悪のタイミングで監督交代に踏み切った上層部、不甲斐ない試合を続けた現場……自業自得のかたちで窮地に陥った。写真は先制しながら、後半アディショナルタイムに逆転を許した悪夢の35 節ヴェローナ戦。 (C) Getty Images

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 自分の運命が、他人によって決まる。これほど情けないことはないだろう。
 
 ミランがヨーロッパリーグ(EL)に出場できる最後のポストである6位に入れるかどうかを知るのに、サッスオーロの結果を待たなければならなくなってしまった。
 
 最終節の両チームの対戦相手は、ミランがローマ、サッスオーロはインテル。状況はいたってシンプルだ。ミランがサッスオーロを追い越すには、まず試合で勝つことが絶対条件だ。
 
 なぜなら、ローマに引き分けると、サッスオーロが負けたとしても勝点はともに58。この場合、直接対決の結果が反映される。前半戦の対戦でミランは2-1で勝利したものの、後半戦は0-2に敗れており、得失点差でサッスオーロを下回るのだ。
 
 ミランはローマに勝利し、なおかつサッスオーロが勝たなかった場合のみ、EL出場権を手に入れられる――。簡単な構図だが、対戦相手を見る限り、これはかなり難しいミッションだ。
 
 ローマは、監督がルチアーノ・スパレッティに変わってからかなり好調。そしてチャンピンズ・リーグに予選なしで出場できる2位の座をまだ諦めておらず、本気で戦いを挑んでくることが予想される。
 
 一方、サッスオーロの対戦相手であるインテルは、もう4位が確定。どんな結果に終わろうが、これ以上になることも以下になることもない。
 
 はっきりしているのは、ミランがEL出場権を手に入れることはかなり厳しい、ということだ。これは、驚くことでも何でもないが……。
 
 もちろん、ミランにはコッパ・イタリアに優勝してEL出場権を獲得するという手もある。しかし、こちらはローマに勝つより、さらに難易度が高いだろう。相手は、セリエA5連覇を果たしたユベントスなのだから。
 
 つまりミランは、3年連続して欧州の舞台で戦えない可能性が非常に高いということになる。

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