“ヴェルディらしくない”2年生FW山田将弘が首位攻防戦で2発!「天狗になりやすい性格」だが飛躍の兆しも。ロールモデルはイタリア代表スカマッカ
カテゴリ:高校・ユース・その他
2024年06月23日
「今日は打ったら入る気がした」
決して巧いほうではない。最大の強みは、当たり負けしないフィジカルと泥臭いポストプレー。誤解を恐れずに言えば“ヴェルディらしくない”武骨なタイプで、本人も、イタリア代表で196センチの大型FWジャンルカ・スカマッカ(アタランタ)をロールモデルにしていると話す。そんなストライカーが大一番で躍動した。
6月22日に行なわれたU-18高円宮杯プリンスリーグ関東1部の第7節。2位の東京ヴェルディユースが、勝点2差で首位を走る横浜F・マリノスユースをホームに迎えたなか、首位攻防戦は予想外の大差がついた。
U-16日本代表の活動に参加しているFW浅田大翔(2年)、DF山中優輝(2年)、DF藤井翔大(1年)を欠く横浜ユースに対し、東京Vユースは序盤から主導権を掌握。サイドから決定機を何度も作り出し、前半だけで3得点を奪う。後半に入っても勢いは止まらず、終わってみれば7-2の快勝で首位浮上を果たした。
この試合でマン・オブ・ザ・マッチを挙げるとすれば、2ゴール・1アシストを決めたエースの左MF川村楽人(3年/トップ昇格内定)だろう。だが、限られたプレータイムで結果を残した男も見逃せない。途中出場ながら2ゴールを決めたFW山田将弘(2年)だ。
60分に投入されると、1トップのポジションでプレー。身体を張ってボールを収めながら、果敢にゴールへ向かっていく。相手にぶつかられても強引に前へ進むなど、随所に良さを発揮。5-2で迎えた79分にはMF半場朔人(3年)の右クロスに反応し、ネットを揺らす。
「今日は打ったら入る気がした」とは山田の言葉。勢いに乗った2年生FWは82分にも見せ場を作る。左SB渡邊大貴(3年)のフィードに抜け出し、相手DFに寄せられたが、弾き飛ばして前に進み、最後は豪快に左足でネットを揺らした。
6月22日に行なわれたU-18高円宮杯プリンスリーグ関東1部の第7節。2位の東京ヴェルディユースが、勝点2差で首位を走る横浜F・マリノスユースをホームに迎えたなか、首位攻防戦は予想外の大差がついた。
U-16日本代表の活動に参加しているFW浅田大翔(2年)、DF山中優輝(2年)、DF藤井翔大(1年)を欠く横浜ユースに対し、東京Vユースは序盤から主導権を掌握。サイドから決定機を何度も作り出し、前半だけで3得点を奪う。後半に入っても勢いは止まらず、終わってみれば7-2の快勝で首位浮上を果たした。
この試合でマン・オブ・ザ・マッチを挙げるとすれば、2ゴール・1アシストを決めたエースの左MF川村楽人(3年/トップ昇格内定)だろう。だが、限られたプレータイムで結果を残した男も見逃せない。途中出場ながら2ゴールを決めたFW山田将弘(2年)だ。
60分に投入されると、1トップのポジションでプレー。身体を張ってボールを収めながら、果敢にゴールへ向かっていく。相手にぶつかられても強引に前へ進むなど、随所に良さを発揮。5-2で迎えた79分にはMF半場朔人(3年)の右クロスに反応し、ネットを揺らす。
「今日は打ったら入る気がした」とは山田の言葉。勢いに乗った2年生FWは82分にも見せ場を作る。左SB渡邊大貴(3年)のフィードに抜け出し、相手DFに寄せられたが、弾き飛ばして前に進み、最後は豪快に左足でネットを揺らした。
183センチ・75キロ。高校時代にラグビーの全国大会に出場した経験があり、大学時代はアメリカンフットボールをやっていた父親から譲り受けたフィジカルの強さが一際目を引く。中学時代からそのプレースタイルは変わっておらず、ヴェルディSS AJUNTに所属していた頃から身体の強さに自信を持っていた。
だが、当時は無名の存在で実績も皆無。「自分のプレースタイル的に、高校サッカーに挑戦した方が合うかもしれない」と考えていたなかで、中学3年次の関東大会で中村忠アカデミーヘッドオブコーチングの目に留まって東京Vユース入りが決まった。
1年次は思うように結果を残せず、仲間たちの技術力に驚いた。それでも自分を見失わずに努力を重ね、今年の2月には早生まれで資格を有していたU-16日本代表に初招集。ポルトガル遠征に参加し、貴重な経験を積んだ。
「代表で一緒にプレーした浅田は巧かった。刺激をもらったし、ライバルと言ったら相手に申し訳ないけど、少なからず意識するようになった」
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
だが、当時は無名の存在で実績も皆無。「自分のプレースタイル的に、高校サッカーに挑戦した方が合うかもしれない」と考えていたなかで、中学3年次の関東大会で中村忠アカデミーヘッドオブコーチングの目に留まって東京Vユース入りが決まった。
1年次は思うように結果を残せず、仲間たちの技術力に驚いた。それでも自分を見失わずに努力を重ね、今年の2月には早生まれで資格を有していたU-16日本代表に初招集。ポルトガル遠征に参加し、貴重な経験を積んだ。
「代表で一緒にプレーした浅田は巧かった。刺激をもらったし、ライバルと言ったら相手に申し訳ないけど、少なからず意識するようになった」
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