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【J1採点&寸評】浦和×名古屋│李がボレー弾を叩き込み、芸術的パスを連発。両翼をこなした関根も評価。名古屋は守備が決壊――

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年04月29日

浦和――「相思相愛」の関根と森脇の左サイドから決勝ゴールを生む。柏木の右足が心配。

【警告】浦和=柏木(41分) 名古屋=小川(53分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】李 忠成(浦和)

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先制点を決めた柏木(10番)を祝福する、ラストパスを放った梅崎(7番)と槙野。写真:田中研治

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【チーム採点・寸評】
浦和 7
強風が吹くなか、浦和の特長である地上戦の強さを発揮。加えて、ロングシュートを決められた以外、シモビッチに仕事をさせず安定した試合運びを見せた。柏木の右足ショットと今季二度目のKLM揃い踏みで今季最多4ゴールを奪い、首位を守った。
 
名古屋 5
「完敗というしかない」と小倉監督も脱帽。「現時点で浦和とどれだけやれるか」と、前線からプレスをかけるスタイルで挑んだものの、シモビッチと永井のロングシュート以外、狙った形から崩すことはできなかった。
 

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
強風に煽られたとはいえ、シモビッチのロングシュートは彼であれば止められたはず。後半は永井の強烈なシュートを確実に弾き出した。セットプレー時の指示など、ディテールにもこだわった。
 
DF
5 槙野智章 5.5
シモビッチのゴールシーン。シュート動作に入った相手に対し、完全にボールから目を離し、身体をよけてしまって決められた。ただ、その他では、しっかり守備から入り攻撃に移るという姿勢を貫いて、崩されなかった。

6  遠藤 航 6
シモビッチに起点を作らせず、1対1では主導権を握っていた。その周りで自由にプレーする和泉への注意も怠らなかった。

46 森脇良太 6.5
16分の得意なゾーンからのミドルは、少し色気を出しすぎて決めきれず。その後、先制点のFKにつながる、縦パスも放つ。さらに、左サイドにポジションを移した時間帯に、関根とのワンツーから崩して李のボレーにつなげた。
 
MF
7 梅崎 司 6 (OUT 53分)
序盤は流れに乗り切れずにいたが、勝負どころを見逃さず。素早いリスタートから、グラウンダーのクロスを柏木につないでゴールをもたらす。さらに34分、狙い澄ましたミドルはクロスバーを叩いた。後半早々に交代。
 
10 柏木陽介 6.5  (OUT 73分)
センターライン付近でリスタートのFKを蹴った後、ゴール前に走り込んで梅崎からのクロスを受けて反転。右足でフワッと浮かしたシュートを決めた。右足を打撲して、「しびれて感覚がない状態」でプレーを続けた。
 
 
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