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【J2採点&寸評】8節・8カードを現地取材記者が評価|地震、暴風の影響で3試合が中止。C大阪は北九州とドローも首位キープ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年04月21日

C大阪×北九州|C大阪が劇的な同点弾で首位キープも、攻撃はやや物足りない出来に

【警告】C大阪=なし 北九州=鈴木彩貴(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】原 一樹(北九州)

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【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
前半はミスが目立ち、今季初めて先制許す。後半怒濤の反撃に出るなか、引きこもる相手に難儀するも、終了間際に追い付き、価値あるドロー。
 
北九州 5.5
この1週間準備してきたことを忠実に実行。今季初出場の原の直接FKで先手をとり、その後は守備を固めて耐えるも、最後に失点し、勝点1獲得に留まる。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キムジンヒョン 6
原の直接FKは味方に当たってコースが変わったこともあり、対応は難しい。それ以外は、前半から安定したパフォーマンス。後半はほとんど仕事なし。
 
DF
5 田中裕介 6(85分OUT)
前半は後方からのフィードがうまくいかず。それでも積極的な姿勢で、シュートを放つシーンも。後半は最終ラインを整えつつ、ボールを散らしていた。
 
14 丸橋祐介 6
果敢な攻め上がりで前半からチームに活力をもたらす。後半も右足での決定機や、再三の左クロスで攻勢を仕掛け続け、相手に圧力を与えていた。
 
15 松田 陸 6
前半は「受けに回ってしまった」と反省。それでも、臆せず空中戦でも競り合い、球際も強く、右サイドを高くとって攻勢を繰り出していた。
 
23 山下達也 6
失点のきっかけとなるファウルは微妙なものだが、悔いが残るもの。それ以外は強気に最終ラインからチームをまとめ、終盤は果敢に前へも上がった。
 
MF
6 ソウザ 6
前半はことごとくパスをミスし、相手に反撃の余地を与えてしまう。それでも次第にバランスを整え、反撃の軸となり、土壇場に価値ある同点弾。
 
10 ブルーノ・メネゲウ 5.5(58分OUT)
いつもの相手の背後への飛び出しがなかなか出せず。ボールには積極的に絡み続けるが、要所でのパスがつながらず。シュートも枠を捉えられなかった。
 
24 山村和也 5.5(75分OUT)             
これまでの試合に比べると、展開力が安定せず、課題が残るものに。前半はセカンドボール対応でも苦慮。それでも、後半はしっかりバランスをとった。
 
FW
8 柿谷曜一朗 5.5
チームを活気づけようと精力的な動きでイレブンを鼓舞。ただし、自身のプレーでは、時にらしくないミスも散見。カウンターでの好機は決めたかった。
 
9 杉本健勇 5.5
すぐプレスバックしてボールを奪い返すなど、競り合いや攻守の切り替えなどには積極性を出したが、反面、攻撃では時にルーズさも垣間見えた。
 
11 リカルド・サントス 6
守備にも戻り、ボールを力強く運んで、ポストプレーでも身体を張る。後半は決定機を活かせなかったが、チームのために活力は出していた。
 
交代出場
MF
7 関口訓充 6(58分IN)
縦横無尽に動き回り、後半の反撃の象徴に。土壇場のソウザの同点ゴールも、見事にアシスト。最後の決定機をいかせればパーフェクトだったが……。
 
FW
20 玉田圭司 6(75分IN)
攻撃のアクセントをつける役割を担う。終盤には自らの仕掛けから直接FKを得たが、狙い澄ましたシュートはGK正面を突いて得点ならず。
 
FW
29 澤上竜二 -(85分IN)
最後の一手として前線に送り出される。ボールに絡むシーンはそれほど多くなかったが、迫力ある飛び込みで、相手守備陣を脅かした。
 
監督
大熊 清 6
気をつけていた試合の入り方でチームのマネジメントに苦しむも、引きこもった相手にギャンブル的な攻撃采配を仕掛け、勝点1を確保。


【北九州|採点・寸評】
GK
21 鈴木彩貴 6.5
計20本のシュートを浴びながら、自分のペースで間合いをとり、再三の好守でチームを救う。ただし、土壇場に相手の人的圧力に屈し、悔しい失点。
 
DF
23 寺岡真弘 5.5
攻撃参加という場面はほとんど見られず、守備に追われる。対面の相手に翻弄されるシーンもあったが、競り合いやカバーリングで補った。
 
5 前田和哉 6.5
チームの守備戦術を要となってリード。ゴール前をがっちりと固め、競り合いでも負けなかった。慣れ親しんだ古巣のホームで存在感見せる。
 
41 刀根亮輔 6
前田とともに最終ラインを力強く統率。途中負傷するシーンもあったが、我慢強く身体を張って最後まで相手の圧力に立ち向かい続けた。
 
2 石神直哉 6
左クロスの鋭さ、豊富な上下動で、かつての古巣との敵としての初対戦でも躍動。空中戦でも粘り強く対応。最後は我慢の展開に。
 
MF
7 風間宏希 5.5
前半は相手のミスを逃さず、中盤からゲームをコントロール。後半になると相手の攻勢を受けるシーンがほとんどで、ボールを握れず。
 
17 加藤弘堅 5.5
風間とともに前半は相手ボランチとの戦いで主導権を握るも、後半、チーム戦術に伴い、守勢に。そのなかでも相手にかき回され、守備に追われた。
 
10 小手川宏基 5.5
前半こそ有効な動きを見せていたが、攻撃面で持ち味を出すよりも、相手の対面への対応に寺岡とともに追われることに。次第に存在も消える。
 
11 井上翔太 6(88分OUT)
うまくボールを引き出しつつ、相手の隙は見逃さず。守備でもカバーリングなど最後のところまで積極的に顔を出して、チームに貢献。
 
FW
9 原 一樹 6.5(73分OUT)
今季初出場で初先発。前線で相手の嫌がるプレーを見せ、存在感を発揮。自ら得た直接FKを見事に決め、価値ある先制弾。役割を全うした。
 
14 池元友樹 5.5(85分OUT)             
指揮官も述べるように、終始ハードワークして、前線からの守備面でのタスクを実行。ただし、相手のミスから得た好機はいかしたかった。
 
交代出場
FW
15 大島秀夫 5.5(73分IN)
原に代わって途中出場も、攻撃面ではゴール前に顔を出せず、存在感希薄。前に飛び出すことはなく、終盤にかけて競り合い対応に終始した。
 
FW
13 多田高行 -(85分IN)
前線からの守備を担うべく終盤に投入されたが、走りはしたものの、ボールを奪ったり前線に飛び出して相手の脅威になることはできず。
 
DF
4 市川恵多 -(88分IN)
相手のパワープレーへの対応として終盤に投入される。ゴール前を固めてはいたが、チームとともに逃げ切る守備を遂行できなかった。
 
監督
柱谷幸一 6
3連敗中のなか、この1週間での周到な準備で、プラン通りの戦いに導く。逃げ切りには失敗したものの、アウェーで勝点1を得て連敗を止めた。
 
取材・文:前田敏勝(フリーライター)
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