「ここから変われるんじゃないかと思ってます」
[エールディビジ第28節]フィテッセ 1-4 スパルタ・ロッテルダム/4月2日/ヘルレドーム
右に三戸舜介、左に斉藤光毅。スパルタ魅惑の日本人ドリブラーがフィテッセ相手に差を作り、4-1の勝利に貢献した。
スパルタの先制ゴールは7分、斉藤のクロスのこぼれ球を、三戸が左足を振り切りゴール右隅にシュートを沈めた。19分には斉藤の巧みなポストプレーからMFペレ・クレメンスがゴール前に抜け出し追加点を挙げる。
ここまでチャンスメイク役として抜群の働きをしていた斉藤が43分、今季3点目となるゴールを左足で決めた。
ホームのフィテッセは前半アディショナルタイムにセットプレーから1点を返すと、その勢いのまま後半を戦い、スパルタは劣勢に追い込まれた。そのさなかの58分、スパルタは三戸が倒されて得たFKから、CBマイク・エールトハウゼンがトドメの4点目を決めた。
デビューマッチのフォルトゥナ戦以来、およそ3か月ぶりに得点を決めた三戸は、その瞬間を「自分のところにボールがこぼれてきて、トラップで良いところに置けたので、あとは思いっきり振り抜きました」とゴールシーンを振り返った。
「ゴールを取れなかったり、うまくいかなかったりした期間がありました。今日、点を決めることができたので、ここから変われるんじゃないかと思ってます」
しばらく前までスパルタはたくさんチャンスを作っても、決定力不足に泣いて勝点を取りこぼしていた。しかし3月17日のアヤックス戦で斉藤と三戸が躍動し2-2で引き分けると、前節のフォルトゥナ戦を4-0で勝利。フィテッセ戦でも大量4ゴールと、一気に得点力不足が解消された。
「ここ2試合で8得点。びっくりするぐらい得点力が上がりました。連戦ですけど、今は練習からチームが良い雰囲気なので、それが試合に出ていると思います」
【動画】「勝ちました!」「バモ!」斉藤&三戸、歓喜の雄叫び
右に三戸舜介、左に斉藤光毅。スパルタ魅惑の日本人ドリブラーがフィテッセ相手に差を作り、4-1の勝利に貢献した。
スパルタの先制ゴールは7分、斉藤のクロスのこぼれ球を、三戸が左足を振り切りゴール右隅にシュートを沈めた。19分には斉藤の巧みなポストプレーからMFペレ・クレメンスがゴール前に抜け出し追加点を挙げる。
ここまでチャンスメイク役として抜群の働きをしていた斉藤が43分、今季3点目となるゴールを左足で決めた。
ホームのフィテッセは前半アディショナルタイムにセットプレーから1点を返すと、その勢いのまま後半を戦い、スパルタは劣勢に追い込まれた。そのさなかの58分、スパルタは三戸が倒されて得たFKから、CBマイク・エールトハウゼンがトドメの4点目を決めた。
デビューマッチのフォルトゥナ戦以来、およそ3か月ぶりに得点を決めた三戸は、その瞬間を「自分のところにボールがこぼれてきて、トラップで良いところに置けたので、あとは思いっきり振り抜きました」とゴールシーンを振り返った。
「ゴールを取れなかったり、うまくいかなかったりした期間がありました。今日、点を決めることができたので、ここから変われるんじゃないかと思ってます」
しばらく前までスパルタはたくさんチャンスを作っても、決定力不足に泣いて勝点を取りこぼしていた。しかし3月17日のアヤックス戦で斉藤と三戸が躍動し2-2で引き分けると、前節のフォルトゥナ戦を4-0で勝利。フィテッセ戦でも大量4ゴールと、一気に得点力不足が解消された。
「ここ2試合で8得点。びっくりするぐらい得点力が上がりました。連戦ですけど、今は練習からチームが良い雰囲気なので、それが試合に出ていると思います」
【動画】「勝ちました!」「バモ!」斉藤&三戸、歓喜の雄叫び
チームの得点力が上がった秘訣はなんだろうか?
「早い時間帯で点を取れていること。前節も先制ゴールが早かったんです。それまでは逆に立ち上がりに失点することが多かったんですが、逆に得点できるようになりました。そのことが今につながってるんだと思います」
フィテッセ戦で三戸が決めた開始早々のゴールは、本人が「チームを勢いづけることができたんじゃないかなと思います」と語った通り、前半に試合を支配したスパルタのペースを作る貴重なものになった。
フィテッセ戦で三戸は61分にベンチへ退いた。
「前回の試合で足を打撲したので、気にしてもらったところもあると思います。あとは(中2日の)連戦というのもあると思う。僕はすぐ疲れちゃうんで...」
ここ3試合、三戸は60分代で交代している。
「もちろん90分間出られたらいいんですけど、僕は90分間(体力を)持たすようなプレーをしてるわけじゃない。最初からガンガン。それで90分間持つようになれば、もっと上に行けると思います。『今の自分はまだまだだな』と思うところがあるので、90分間持たそうという感じではプレーしてないです」
ユルン・ライスダイク監督に「三戸を60分過ぎに交代させているのは、プログラミングされているのか?」と訊いてみた。
「いいえ、プログラミングはしてません。三戸はまだエールディビジの強度に慣れきってません。だから『フレッシュな選手をピッチに入れないと』と感じた時に、交代のカードを切ってます。そのプロセスは昨季、斉藤も辿りました。だから、三戸も少しずつオランダサッカーの強度に慣れていけば良いのです」
三戸は、フィテッセ戦のラストプレーでドリブル突破を図ったところを倒されてFKを得て、チームの4点目につなげた。このラストプレーは、ゲーム体力が課題の三戸にとって次につながるものだった。
取材・文●中田 徹
【記事】「お前らみたいなサッカー後進国に何ができるんだ」本田圭佑、オランダ時代の“差別被害”を告白。「日本から車のメーカーの奴が来て...」
「早い時間帯で点を取れていること。前節も先制ゴールが早かったんです。それまでは逆に立ち上がりに失点することが多かったんですが、逆に得点できるようになりました。そのことが今につながってるんだと思います」
フィテッセ戦で三戸が決めた開始早々のゴールは、本人が「チームを勢いづけることができたんじゃないかなと思います」と語った通り、前半に試合を支配したスパルタのペースを作る貴重なものになった。
フィテッセ戦で三戸は61分にベンチへ退いた。
「前回の試合で足を打撲したので、気にしてもらったところもあると思います。あとは(中2日の)連戦というのもあると思う。僕はすぐ疲れちゃうんで...」
ここ3試合、三戸は60分代で交代している。
「もちろん90分間出られたらいいんですけど、僕は90分間(体力を)持たすようなプレーをしてるわけじゃない。最初からガンガン。それで90分間持つようになれば、もっと上に行けると思います。『今の自分はまだまだだな』と思うところがあるので、90分間持たそうという感じではプレーしてないです」
ユルン・ライスダイク監督に「三戸を60分過ぎに交代させているのは、プログラミングされているのか?」と訊いてみた。
「いいえ、プログラミングはしてません。三戸はまだエールディビジの強度に慣れきってません。だから『フレッシュな選手をピッチに入れないと』と感じた時に、交代のカードを切ってます。そのプロセスは昨季、斉藤も辿りました。だから、三戸も少しずつオランダサッカーの強度に慣れていけば良いのです」
三戸は、フィテッセ戦のラストプレーでドリブル突破を図ったところを倒されてFKを得て、チームの4点目につなげた。このラストプレーは、ゲーム体力が課題の三戸にとって次につながるものだった。
取材・文●中田 徹
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