ハイレベルな首位攻防戦はスコアレスドローに終わる――ドルトムント 0-0 バイエルン

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年03月06日

ミスをすれば即ピンチ。ミスがなくても隙を突いて好機へ――。

(C) SOCCER DIGEST

画像を見る

試合後は長い時間、両チームの選手が互いの労をねぎらい合った。グアルディオラ監督はCBキンミッヒを強く抱擁するも、その前には激しい口調とゼスチャーで説教(?)。 (C) Getty Images

画像を見る

 前節で首位バイエルンがマインツに敗れたことにより、風雲急を告げるブンデスリーガの覇権争い。3月5日(現地時間)、2位ドルトムントが首位チームをホームに迎えて大一番に臨んだが、試合はスコアレスドローに終わった。
 
 試合は、首位決戦ということもあり、ハイレベルなものとなった。能力の高い個々が組織のなかで機能。常に厳しいプレッシャーを受けながらも、攻撃では積極性を失わず、効果的なプレーで試合を引き締めた。
 
 ホームのドルトムントは、勝点差を2に縮めるべく、序盤から果敢にゴールを狙い、バイタルエリアにも再三入り込んでロイスやオーバメヤンらがシュートチャンスを得る。対するバイエルンは、本職でないアラバと若いキンミッヒがCBコンビを組んで、これをブロックし続けた。
 
 バイエルンとしても、ここで勝点差を広げて今後の優勝争いを楽にしたかったはず。得点を奪うべく、シャビ・アロンソ、ビダルが多くにボールに触れ、D・コスタが良質のクロスを上げ、レバンドフスキ、ミュラー、ロッベンらがゴールを狙い続けた。
 
 一瞬でもミスをしたら即ピンチになるという緊張感のある戦い。もっとも、ミスをしなくても、わずかな隙を突いて両チームはチャンスを作り、フィニッシュに結びつけた。
 
 そんななか、この試合で最大の得点機は27分に訪れた。カウンターからロッベンのパスを受けたD・コスタが抜け出し、GKビュルキと1対1に。しかし、この戦いは後者が勝ち、バイエルンは絶好のチャンスを逸した。
 
 後半開始から間もなく、今度はオーバメヤンが抜け出してGKノイアーと対峙するも、やはり世界一の守護神の守りは堅く、ドルトムントは先制点を挙げることができない。
 
 ともに高度なボールの奪い合い、攻め合いを見せる試合は、終盤戦に入る頃にはバイエルンがボールを持つ時間帯が長くなり、何度もボールがドルトムントゴールの前を飛び交う。63分には、CKから競り合いでこぼれたボールをビダルが詰めるも、ボールはGKの腕を経てクロスバーを叩いた。
 
 対するドルトムントは時折、効果的な攻撃を見せる。そんななかで87分、オーバメヤンの右からのクロスをフリーのラモスが枠外に外したのは、何とももったいなかった。
 
 終盤にシャビ・アロンソが足を攣らせて途中交代するなど、選手が持てる全てを出し切った試合は、0-0で終了した。
 
 両チームの勝点差は変わらず、バイエルンが4連覇に向けて前進したと言えるが、ドルトムントがこの日のようなプレーを今後も続けられるなら、少なくとも過去3シーズンのようなバイエルンの早期の優勝決定はないだろう。

オーバメヤンはスピードを活かして、チャンスメイク、フィニッシュに絡んだ。チームを勝利に導き、また得点ランキングでもレバンドフスキに追いつきたかったところだが……。 (C) Getty Images

画像を見る

ビダル(左)は無尽蔵の運動量で、D・コスタ(右)は左からのクロスでそれぞれチャンスを作ったが、ともに決定機を外して悔いも残した。 (C) Getty Images

画像を見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト4月9日号
    3月26日発売
    2020年シーズン
    J1&J2全40クラブの
    陣容解剖
    &2大注目ポイント
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    3月19日発売
    FC BARCELONA
    悩める名門は
    どう変わるべきか?
    バルセロナ再興計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ