来年の6月からドイツで開催されるEURO2024。ホスト国のドイツをはじめ、フランスやイングランド、ポルトガルといった優勝候補が本大会出場を決めていて、スペイン代表もそのひとつだ。
2012年大会以来の優勝を目指すスペインにおける期待の若手のひとりが、アスレティック・ビルバオに所属する21歳のFWニコ・ウィリアムスだ。圧倒的なスピードを活かしたドリブル突破でチャンスを作り出すウイングは、11月のEURO予選を前にスペイン紙『マルカ』のインタビューに答えている。
「すでに本大会出場が決まっているとはいえ、この(11月)2試合も重要だよ。次の目標はグループの首位で終わることだ。キプロスとジョージアとの試合は、難しいものになるだろうね」
スペイン代表のウイングにはダニ・オルモやミケル・オジャルサバル、フェラン・トーレス、マルコ・アセンシオといった常連組をはじめ、ラミネ・ヤマル、ブライアン・サラゴサなどの新星も台頭している。EURO本大会へ向けた熾烈な争いについて訊かれると、「努力を続けなければならない。代表が確約されている選手はいないし、本大会のメンバーに選ばれるために、全員がシーズン終了まで戦う必要がある」
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