【リオ五輪予選】監督ベタ褒めの“ノッテいる”櫛引政敏。イラクとの大一番はPK戦になっても自信あり

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月25日

監督からの高評価にも冷静さは失わない。

3試合連続でクリーンシートを達成。櫛引の存在が、守備の安定を支えている。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト編集部)

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 準々決勝のイラン戦、延長前半の豊川の劇的な先制弾から6分後、日本は大ピンチを迎えた。相手のキーマンであるトラビに完全に抜け出されたのだ。その瞬間、身体を張ってゴールを守ったのが守護神の櫛引だった。
 
 今予選、グループリーグ突破が決まっていた第3戦のサウジアラビア戦以外、3試合にフル出場し、失点は0。その活躍に手倉森監督は目を細める。
 
「イラン戦でもデカかった。見ていて失点する気がしない。やっぱりGKの存在感というのは非常に大きいね。彼はオマーン(2014年のU-22アジア選手)や清水(今オフには鹿島へ期限付き移籍)で悔しい想いをして、実際に仁川(2014年のアジア大会)のメンバーには選ばなかった。それだけに、今回に懸ける想いはもの凄く感じる」
 
 ただ、指揮官からの高い評価にも本人にはいたって冷静だ。
 
「調子が良いというか、良い練習ができているので今までやってきたことが出せているのかなと思います」
 
 勝てばリオ五輪出場が決まる準決勝(日本時間1月26日・22時30分)で、日本はイラクと対戦する。イラクにはチーム立ち上げから2戦して2敗。U-22アジア選手権では櫛引はゴールマウスを守り、終盤に失点を喫して敗れた。それだけに「過去のことは引きずらないようにはしている」とはいえども「負けているという事実はあるので、そこは勝ちたいと思う」と力強く話す。
 
 イラクとは実力に大きな差がないだけに、決着はPK戦へともつれ込む可能性がある。その時は櫛引の見せ場だ。
 
「個人的には得意なので、PK戦になれば勝てると思っている」と、自信を覗かせる。
 
 イラクとの大一番は接戦になればなるほど、守護神の存在感が増すことになりそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 

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