【C大阪】柿谷、丸岡らの復帰の裏で混迷を極めた監督人事。“苦肉の策”大熊監督続投が決まるまでの経緯とは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年01月07日

ファン・ソノン監督の招聘を目指すが…。

昨季、終盤戦に緊急登板した大熊監督が新シーズンも指揮を執ることに。今季こそJ1昇格を目指す。(C)SOCCER DIGEST

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 今オフ、山口蛍がハノーファーへ移籍したものの、バーゼルから柿谷曜一朗、ドルトムントから丸岡満、川崎から杉本健勇らが復帰。C大阪はJ1復帰へ向け、着々と戦力を揃えている。
 
 ただ、その一方で、監督選定は例年と同じく混迷を極めた。年越しを目前に控えた昨年12月25日、大熊清強化部長(昨季もパウロ・アウトォオリ監督の退任後、シーズン終盤の3試合を指揮)が来季の監督に就任することが正式に発表された。
 
 監督決定へのタイムリミットが迫ったなかで、強化部トップの人物を内部昇格させるという苦肉の策だった。クラブにはもう、新たな監督を外部から招聘する人脈も、交渉術すらもなかったようだ。
 
 なぜ毎年のように、C大阪の監督選びは難航するのか。それは、候補者への周到な事前調査がなされていないことに尽きる。今回の監督人事では、早い段階から、Kリーグの浦項スティーラーズを率いるファン・ソノン監督を最有力候補に挙げていた。
 
 ファン・ソノン監督が1998~99年にC大阪に在籍した経緯があることから、実は1年前にもオファーを出して接触をしていたという。だが、本人が古巣C大阪での監督就任に否定的な姿勢を示すと、そこから完全にクラブは迷走した。
 
 その後、11月末頃になってオファーを出したのは、湘南の曺貴裁監督だった。曺監督には湘南が続投要請を出し、新潟、京都も招聘に乗り出した。4クラブによる争奪戦になったが、関係者によれば、早々と断られたのはC大阪だったという。ファン・ソノン監督に続き、曺監督の招聘にも失敗し、この時点で12月に突入。監督選びは大きく出遅れる格好になった。
 
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