• トップ
  • ニュース一覧
  • 変幻自在のドリブル。桐光10番レフティ松田悠世が成長を感じたビッグプレー「プロでも戦える武器がある選手になりたい」

変幻自在のドリブル。桐光10番レフティ松田悠世が成長を感じたビッグプレー「プロでも戦える武器がある選手になりたい」

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2023年06月29日

Jクラブの練習ではウイングバックを経験

抜群の突破力を誇る松田。自慢のドリブルにさらに磨きをかける。写真:安藤隆人

画像を見る

 桐光学園の10番と言えば、天才レフティと呼ばれた中村俊輔(横浜FCコーチ)、西川潤(鳥栖)を思い出す。今年、伝統ある名門のエースナンバーを背負うMF松田悠世もまた、左足を武器に攻撃を牽引するアタッカーだ。

 右サイドハーフを主戦場とする彼の武器は、多彩なボールタッチと瞬間的なスピードを活かしたドリブル突破、そしてカットインからの左足シュートにある。

 なかでも、左足のアウトサイドとインフロントを使ったボールタッチを細かく入れながら、相手のバランスが崩れた瞬間に一気に抜きにかかるドリブルの破壊力は、高校サッカー界ではトップレベルだ。

 今年3月にU-17日本高校選抜に抜擢され、Jヴィレッジカップでは右からの積極的な仕掛けで一気に注目を浴びると、Jクラブの練習にも参加。注目のドリブラーとなっている松田は、今年に入りより自分の武器と向き合うようになったという。

「もともと感覚で相手のタイミングを外したり、迷わずにドリブルを仕掛けたりするのが好きだったのですが、3年生になってからは警戒されるようになりました。ボールを受けると、1人が寄せてきて、もう1人がカバーに入ったり、食いついてこずにコースを消したりと、自分のドリブル対策を練ってきているのが分かるので、そこでいかにワンパターンにならないで、いろんな引き出しを持てるか。そこがこの先、僕がもっと成長するために必要なことだと思ったので、より考えるようになりました」
 
 シーズン当初はカットインにこだわりすぎていたことに気づき、縦への突破にこだわるようになった。Jクラブの練習参加ではウイングバックを経験したことで、「ワイドに張り出して縦に仕掛けたり、中から外に張り出したりするなど、サイドでダイナミックなプレーも自分にとって武器なのではないかと思った」と、縦の突破がドリブルの選択肢に加わったことで、ドリブルのバリエーションはより増えた。

「メリハリはものすごく大事で、いかに自分が仕掛けやすいかというより、何をしたら相手が嫌がるかを考えるようになりました」

 カットインすると見せかけて縦、縦に行くと見せかけてカットイン。この駆け引きを意識するようになったことで、ボールタッチ、ターンの方向など細部にまで意識が行くようになった。

「常にカットイン2、縦突破1のバランスを意識していて、ファーストタッチで1枚剥がして、より優位な状態で選択できるようにしたり、縦突破やカットインを仕掛けている間にも判断を変えられるように意識を持ち続けたりすることで、相手にとって読みづらい選手になることを大事にしています」

【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新18代目の凛美まで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
【関連記事】
「サッカー部マネージャーになってほしい女性芸能人」広瀬すず、橋本環奈、影山優佳などの中で1位は?
「とてもキュートでお美しい!」「可愛い~」岩渕真奈が世界的ブランドの下着モデルに!披露した肉体美に反響「マナは日本のクイーン」
「俺のこと嫌いなのか」城彰二がパスを受けるのに苦労したMFを告白!「ボールスピードが異次元。シュート打ってるでしょ?」
「あの人はやばかった」「センスの塊」城彰二がマリノス移籍時に驚かされた“天才MF”は? 中村俊輔ではなく…
「過激で暴行的な少林サッカー。恥だ」韓国識者が中国を痛烈批判!「無謀で愚か」「我が国がなぜ強国に成長したのか模範とすべき」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ