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【クラブW杯】「大会ベスト11」を取材記者が選定! バルサから6人、広島から2人を選出!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年12月21日

メッシとネイマールは決勝のインパクトだけでも選出に値する。

5ゴールを挙げたスアレスは、得点王とFIFA選定のゴールデンボール(MVP)を受賞した。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 バルセロナの通算3度目の優勝で幕を閉じたクラブワールドカップ2015。その全8試合をつぶさに見つめた取材記者が、「大会ベスト11」を独自に選定! これが日本を、そして世界を沸かせた至高のイレブンだ!
 
――◆――◆――
 
FW
ルイス・スアレス(バルセロナ)
準決勝と大会史上初のハットトリックを記録すれば、決勝でも2ゴールと世界最高峰の決定力を発揮。献身的なプレスも目を引いた。誰もが認める大会MVPだ。クラブワールドカップ2015は、「スアレスの大会」として記憶されることだろう。
 
リオネル・メッシ(バルセロナ)
まさかの尿管結石で準決勝を欠場したが、決勝では「世界ナンバー1プレーヤー」に相応しいパフォーマンスを披露。36分に巧みなボディコントロールから先制点を挙げ、その後も最強3トップ“MSN”の軸として、ドリブルとパスで次々とチャンスを作り出した。
 
ネイマール(バルセロナ)
左足内転筋の故障が回復せず準決勝を回避するも、先発した決勝では先制点と3点目を見事にアシスト。決してベストの出来ではなかったが、アラリオ(リーベル)やドウグラス(広島)など他のベスト11候補者とはクオリティーで圧倒的な差があった。
 
MF
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
とりわけ存在感が際立ったのが、メッシとネイマールを欠いた準決勝。文字通りバルサの絶対軸として、華麗に攻撃を演出した。MSNが揃い踏みした決勝は、黒子としてチームのバランス保持に努めた。
 
セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
危険地帯を素早く埋めるなど守備に軸足を置きながら、攻撃では効果的な散らしでリズムを作る。「世界最高のアンカー」の名に恥じない、地味ながら極めて効果的なパフォーマンスを2試合を通じて見せた。
 
パウリ―ニョ(広州恒大)
準々決勝で決勝点、3位決定戦で先制点を挙げるなど攻撃力が際立ち、インターセプトや1対1で守備力の高さも改めて証明。トッテナム挑戦が失敗に終わり、セレソンからも遠ざかっているが、トップクラスでもう一度見てみたいタレントだ。
 
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
敵将が名指しでキーマンに挙げるなど、リーグ戦以上のプレッシャーを受けるなか、チームの"心臓"として奮闘。インターセプトからプレスバック、シュートブロックなど守備に従事しながら、攻撃のタクトをふるい、広島を大会3位に導いた。
 
DF
ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)
準決勝では二度の大ピンチを独力で防ぎ、古巣が相手だった決勝でも幾度となく的確なシュートブロックを見せる。チームメイトが集中力を欠くと見るや、大声を張り上げて鼓舞するなど、持ち前のリーダーシップも光った。
 
エデル・バランタ(リーベル)
パワフルな対人と巧みなカバーリングでクリーンシートに貢献し、左足のビルドアップも正確だった準決勝はMOM級の働き。決勝はMSNに俊敏性でやられたとはいえ、空中戦では負けていなかった。欧州の有力クラブがこぞって獲得を狙うのも納得の高いポテンシャルを感じさせた。
 
塩谷 司(サンフレッチェ広島)
DFながら大会2位タイの2ゴール。開幕戦からの2戦連発はチームを勢いに乗せた。一方、本職の守備でもアフリカや南米の選手にフィジカル負けせず、身体を張ったディフェンスでゴールを死守。広島の象徴である「粘り強さ」を体現した。
 
GK
マルセロ・バロベロ(リーベル)
準決勝と決勝でいずれも2本ずつスーパーセーブと、持ち前の反射神経を随所で見せた。ファイナルでの3失点はGKにはほぼノーチャンスだった。2試合でいずれもクリーンシートを記録したバルサのブラーボも捨てがたいが、セーブ機会の多さを考慮してリーベルの守護神をベストGKに選出した。
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)、小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

■クラブワールドカップ2015 全8試合の結果
◇決勝
12月20日・横浜国際総合競技場
バルセロナ 3-0 リーベル
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】
【PHOTO
ハイライト】

◇3位決定戦
12月20日・横浜国際総合競技場
サンフレッチェ広島 2-1 広州恒大
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】
【PHOTOハイライト】
 
◇準決勝
12月17日・横浜国際総合競技場
バルセロナ 3-0 広州恒大
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】

【PHOTOハイライト】
 
◇準決勝
12月16日・大阪長居スタジアム
サンフレッチェ広島 0-1 リーベル
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】
【PHOTOハイライト】
 
◇5位決定戦
12月16日・大阪長居スタジアム
観衆11,686人
クラブアメリカ 2-1 マゼンベ
【試合レポート】
 
◇準々決勝
12月13日・大阪長居スタジアム
マゼンベ 0-3 サンフレッチェ広島
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】

【PHOTOハイライト】

◇準々決勝
12月13日・大阪長居スタジアム
クラブアメリカ 1-2 広州恒大
【試合レポート】
【PHOTOハイライト】
 
◇開幕戦
12月10日・横浜国際総合競技場
サンフレッチェ広島 2-0 オークランド・シティ
【試合レポート】
【フォーメーション図&採点】

【PHOTOハイライト】
 
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