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弱肉強食の世界で逞しく生き延びる。だがU-23アジア杯では不甲斐ない出来に悔しさを滲ませ…【パリの灯は見えたか|vol.2 斉藤光毅】

カテゴリ:海外日本人

松尾祐希

2023年04月21日

激しいバトルは日常茶飯事

斉藤光毅(さいとう・こうき)01年8月10日生、神奈川県出身。170センチ・61キロ。スピードと技術に優れるアタッカー。写真:松尾祐希

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 今から約1年前、パリ五輪を目ざすチームが立ち上がった。3月初旬に行なわれたU-21日本代表の候補合宿を経て、2週間後に実施されたUAE遠征。メンバーリストにその名を連ねた。

 当時は攻撃陣で唯一の海外組。エース候補と目され、大岩剛監督からは背番号10を託された。期待に応え、3試合で1ゴール。しかし、以降は代表チームで輝きを放てず、苦しい時間を過ごしてきた。

 所属クラブでも苦戦し、思い通りのプレーができたとは言い難い。それでも、懸命にもがきながら答えを探してきた。今年3月に入ってからは、ゴールやアシストを連発。欧州挑戦3年目のシーズン終盤に差し掛かり、光が見えてきた。幼い頃から生粋のサッカー小僧だった注目株は、オランダの地で飛躍のきっかけを掴みつつある。

 パリ五輪世代で期待のタレントをディープに掘り下げるインタビュー連載。第2回目は、スパルタ・ロッテルダムの斉藤光毅だ。1年3か月後に迫った大舞台を目ざすエース候補の今に迫る。

――◆――◆――
 
 2020年11月。当時のチームメイトで海外経験豊富な三浦知良(現・UDオリヴェイレンセ)や松井大輔(現・Y.S.C.C.横浜)から多くの話を聞き、悲願だったヨーロッパでプレーする道を選んだ。横浜FCからベルギー2部のロンメルに旅立った。

 今でこそ笑って話すが、当時は異国の生活に不安しかなかった。「不安もあったし、間違っていたのかなと思う時もあって……」。だが、後戻りはできない。自分が出した答えを信じて走り出したものの、様々な困難が待ち受けていた。

 サッカーの文化はまるで違う。技術や戦術面は日本が上に感じた一方で、球際の勝負は今まで味わったことがないほどの厳しさがあった。当時を振り返り、斉藤はこう話す。

「ベルギー2部と日本は違う。Jリーグのほうが上手い選手が多いけど、球際とかはベルギーのほうが強い。ちょっと競技が違う感じがする」

 さらにロンメルはマンチェスター・シティと同じシティ・フットボール・グループに籍を置く。そのため、有望な若手が出場機会を求めてローン移籍で加わっている。生き残りをかけて毎日のように激しいバトルがそこかしこで繰り広げられる光景は日常茶飯事だった。

 まさに弱肉強食の世界。「『全員がステップアップしてやるぞ』みたいな空気で、『結果を残してやろう』という雰囲気」があった。横浜FCのアットホームな環境で伸び伸びプレーしてきた斉藤にとっては、初めての体験だった。

【動画】斉藤光毅が決めた“2人抜き”ゴラッソ
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